運動療法 「ダイヤモンドジョギング」Chapter 2-⑪
今回は「ダイヤモンドジョギング」のご紹介。
福岡の整形病院のリハビリの一環で実施する運動療法。
膝の手術患者がリハビリ後期に実践するジョギング。
内容は「インターバルトレーニング」に近い内容。
①場所は土のグラウンドもしくは公園で実施する
②軽くストレッチなどの体操。
③ストップウォッチを手に持つ(腕時計でも可能)
④3分間スロージョギングをする
⑤3分間をゆっくりウォーキングをする
⑥②と③とを交互に実施する
⑦5~10セット目処で終了する(30分~60分)
⑧ストレッチ等の整理体操する
あくまでも距離を全く気にせず、時間を機軸にする。
ストップウォッチがなったら、走るを止めるのが約束。
走る場所は土のグラウンド限定。
原則アスファルトのうえや、坂道は禁止となる。
何とも物足りない内容に思えるかもしれない。
メリットは、最大限脂肪燃焼しつつもの、脂肪燃焼も
目指すムリのないジョギング方法である。
手術した後、走るとヒザには衝撃による痛みがある。
ただ、この方法は歩く動作に少し負荷をかける程度。
そのため、ほぼヒザを痛めることはなかった。
日中などに10セットこなすとうっすらと汗がにじむ。
リハビリ目的のジョギングなので、誰でも取り組める。
キツい場合はセット数を最低5セット継続すると、
最低脂肪燃焼効果は見込める。
普段運動をしていない方が、ダイエット目的に
ユルく始められるジョギング方法なのだ。
当時、福岡市の自宅近くの公園を3つピックアップ。
毎日1時間この方法を2ヶ月間実施していた。
どうしても土日など子供たちで児童公園は混雑する。
そのため、邪魔にならないように3つのうちで
比較的すいている公園を選んで実施していた。
このジョギングを始めて気が付いたのは、意外に
どの都道府県でも公園は多く整備されている事実。
途中さいたま市へ転居したが、そこでも大小4つ程度の
公園を選んで走っていた。
多分調べると、実施場所には事欠かないだろう。
「ダイヤモンドジョギング」はリハビリの先生から
1枚コピーをもらった中に出ていた方法だ。
確かアメリカの大学で開発された方法だと記憶。
(もう紙は引越し途中でなくしてしまった)
ネット検索しても出てこない内容である。
効果がどの程度あるのかの検証データはない
しかし、インターバルトレーニングは、各種のスポーツ
でも頻繁に利用されている。
その点からすれば、効果のある方法だとおススメする。