コンビニ中食「セブンーイレブン⑭『つるっとなめらか 豆腐とわかめ』」Chapter8-㊶

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今回、第8章41編のテーマは、

「コンビニ中食セブン-イレブン

(以下、「セブン」と略する)

『つるっとなめらか 豆腐とわかめ』」

である。

 

3食のお供として、

お酒のシメとしても

おススメの味噌汁についてテーマとする。

 

今回コンビ二の「豆腐とわかめの味噌汁」、

コチラを取り上げたい。

 

3社の味噌汁を飲み比べた結果、

個人的なイチ押しは、

セブンの「つるっとなめらか 豆腐とわかめ」

である。

 

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セブンイレブン

 

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 つるっとなめらか

豆腐とわかめ

 

・共同開発会社:マルコメ(株)(※1)


 


・内容量:26g

 

・具材: 3種(豆腐、わかめ、ねぎ)

 

・栄養成分(1食26g当たり)

  エネルギー:51kcal

  たんぱく質: 3.1g 

  脂質:    1.2g

  炭水化物:  7.1g

  -糖質:   5.7g

  -食物繊維: 1.4g

  食塩相当量: 2.2g

 

・価格:  93円(税込)

f:id:tmatsu06:20191014204747j:image         

・評価

 ①具材: 4    

 ②味噌: 4

 ③調和: 4

 ④健康: 3      

 ⑤独自性:3      

 ⑥コスト:4    

 ⑦総合:22/30

 

・コメント:

セブンらしく風味重視の商品。

 

他社と比べてみると、

具材はわかめが一番多く、

逆に豆腐は一番少ない。

ねぎはほどほどの量が入る。

 

味噌は2番目の濃さだが、

具材本来の風味を引き立てる。

 

何と言ってもコスパは抜群。

1社だけ少し値段が安い。

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今や夜の街がキーワードになっている。

今回は健康面から居酒屋活用術を上げたい。

 

「居酒屋」ということばから、

非健康的なイメージを持たれる方も多いだろう。

 

しかし実は意外ではあるが、

「居酒屋」メニューは糖質オフの宝庫である。

賢く選択すれば健康面でメリットが大きい。

 

ということで今回、

「居酒屋」の健康的な活用方法をお伝えしたい。

 

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まずはAGE牧田クリニック院長兼医師、

牧田善二先生(※2)によると、

居酒屋メニュー選びのポイントは以下の5つ。

「牧田善二」の画像検索結果 

 1. 糖質の少ないお酒を選ぶ。

 

基本的に糖質の少ない蒸留酒をはじめ、

以下はおススメのお酒となる。

 

ウイスキー(糖質0g/60ml)

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・ブランデー(糖質0g/60ml)

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ウォッカ(糖質0g/60ml)

「ウォッカ 画像」の画像検索結果

 

ハイボール(糖質0g/60ml)

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酎ハイ(糖質0.4g/200ml)

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逆に言うのであれば、

以下のモノはできれば避けたい。

 

×ビール(糖質6.2g/200ml)

 

 

×日本酒(糖質8.1g/180ml)

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×梅酒(糖質12.4g/60ml)

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×甘いカクテル(糖質11.3g/100g)

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⒉ 飲む前に食物繊維のある食品。

   「海藻サラダ」の画像検索結果

野菜や海藻・きのこ類など、

食物繊維(※3)が豊富なものから、

最初に食べる。

 

消化に時間がかかるために、

血糖値(※4)の上昇を緩やかにできる。

 

3. 肉・魚介・大豆製品を選ぶ。

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糖質の少ない焼き鳥・焼き肉・刺身や焼き魚、

冷奴などがおススメ。

  

揚げ出し豆腐は衣部分に糖質があるものの、

牧田先生は「及第点!」のメニューとされる。

 

4. シンプルな味付けのものを。

  「オリーブオイル」の画像検索結果

味噌(糖質5.8g/15g)、みりん(7.8g/15g)、砂糖

(14.9g/15g)などが調味料に使われる、

「隠れ糖質」には注意したい。

 

塩(0g)とオリーブオイル(0g)など、

味付けはシンプルにする。

※括弧内()は糖質量。

  

④シメの麺類やごはんは避ける。

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アルコールは食欲増進作用があるため、

食べたくなってしまう欲求がわき立てられる。

 

牧田先生も「それでもシメのラーメン、雑炊、

うどんは控えて」と言われる。

 

シメの麺類・ご飯ものの摂取は、

肥満の原因になるのはもちろん、

脳や心臓など健康にも悪影響をもたらす。

 

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それでは「居酒屋」の健康的な活用方法を、

以下の通りで詳しく見てゆきたい。

 

1.お酒について

2.食物繊維の摂取について

3.おつまみメニューついて

 4.シメメニューについて

 5.コンビニ豆腐味噌汁比べ

 

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1.お酒について

 

度を越した飲酒が病気のリスクを高めることは、

確かなことである。

 

一方で、

昔から「お酒は健康にもよい」といわれる。

コレを証明する研究報告が報告されている。

 

東京大学助教授兼医師、

稲島司先生(※5)によれば以下の通り。

 「稲島司」の画像検索結果

「アルコール消費量と死亡リスクの関係」(国内)

にもある通り、心臓病での死亡率は、

ある程度お酒を飲んでいる人の方が少ない、

ということが示されている。

 具体的には適量の飲酒によって、

以下の心血管疾病の予防が可能となる。

 ①心筋梗塞(※6)

 ②狭心症(※7)

 ③脳梗塞(※8)

 ④2型糖尿病(※9)

 

なお稲島先生も1日のアルコールの適量としては、

以下の通りといわれる。

 ①ビール:500ml(1本)

 ②日本酒:お銚子1本

 ③ワイン:グラス2杯

 

逆に過度な飲酒には当然注意される。

 

「ある(上記)量をこえるとしまうと、

急激にリスクが高まるので注意が必要」である。

 

何と厚生労働省研究班の2013年調査において、

アルコール依存症患者は109万人と推定される。

 

それ以上に驚くのが予備軍でもある多量飲酒者は、

980万人もいると推計されているのだ。

飲酒日に60g以上飲んでいる人の数となる。

 

また「適度なお酒が良いといっても、

全く飲めない方には当てはま」らないという。

十分に気を付けたい。

 

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2.食物繊維の摂取について

 

よく言われるが「空きっ腹にお酒」というのは、

やはり良くない。

 

空腹時にアルコールを飲むと、

ほかに吸収するものがないため、

胃からアルコールを吸収する速度が早くなる。

 

前出の稲島先生も「血中アルコール濃度が上がり、

二日酔いの原因」になるという。

 

予防のためには飲む前に食物繊維の多い野菜類、

を食べるのがおススメである。

 

「アルコールの吸収速度を穏やかにし、

満腹感によって飲む量を抑えられる」。

 

具体的に食物繊維の多いメニューとして、

以下におススメのベルト5をご紹介したい。

 ※以下、括弧内は食物繊維量

 

①五目豆(7.4g)

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②野菜の煮しめ(7.3g)

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③モロヘイヤのお浸し(4.4g)

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④切り昆布の煮物(4.3g)

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⑤切り干し大根の煮物(4.3g)

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4.おつまみについて

 

管理栄養士の菊池真由子先生(※10)によれば、

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お酒と相性バツグンで健康的なおつまみは、

 以下の2つとなる。

 ⑴脂肪の量が少ないもの

 ⑵食べ過ぎることがないもの

 

言い換えるならば以下の通りとなる。

 ⑴生で食べるもの

 ⑵ゆでて食べるもの

 

具体的に見てみると、

⑴については以下のものが該当する。

 

①刺し身

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②冷や奴

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③野菜

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④練り物(かまぼこやさつま揚げ)

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⑤チーズ

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⑥生野菜サラダ(大根やレタスを含む)

「大根とレタスのサラダ 画像」の画像検索結果

 ⑦海藻サラダ

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 ⑧タコときゅうりの酢の物

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⑵については以下のものが該当する。

 

①枝豆

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②しゃぶしゃぶ

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③温野菜のサラダ

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④味付き卵

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逆に言えば脂肪が多く、

量を食べ過ぎてしまうメニューは避けたい。

 

×フライドポテト(237kcal)、

「フライドポテト」の画像検索結果

 

×ピザ(256kcal)、

「ピザ 画像」の画像検索結果

 

×鶏のから揚げ(313kcal)

「鶏のから揚げ 画像」の画像検索結果

以上3つは太るおつまみの代表。

そのためメニュー選びには気を付けたい。

 

菊池先生も言われているが、

「お酒の席はストレスをためず、

自由に楽しむべき」だろう。

 

何とか食べ合わせを工夫して、

上手にお酒を楽しみたいものである。

 

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4.シメについて

 

最初に素朴な疑問として、

なぜ体に良くないことがわかっていても

シメに「ラーメン」を食べたくなるのか? 

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お酒を飲むと軽い脱水症状を起こし、

さらに利尿作用によって失った塩分を、

身体が欲するようになる。

 

またアルコールによって空腹感が増し、

当然ながら理性も下がった状態になる。

 

ラーメンは味も濃厚でお腹も満足して、

水分・塩分も補給できるため、

ついつい手を伸ばしてしまうというのだ。

 

ただ冒頭でお伝えした通り、

健康面でメリットがないうえに、

デメリットは大きい。

 

そこで健康的なシメメニューとして

前出の牧田先生のおススメが「味噌汁」。

 

同じく前出の菊池真由子先生も、

シメは「味噌汁の出番」といわれる。

 

「手軽に、水分と塩分を補給することができ」、

「しかも、味噌汁は水分が多いので、(中略)

ムダな食欲を消す効果があ」るという。

 

特に「豆腐とほうれん草の味噌汁」がおススメ。

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豆腐に含まれる「大豆サポニン」(※11)は、

老化を促す「過酸化物質」(※12)を排除する。

 

ほうれん草に含まれる「ベータ(β)カロチン」

(※13)には肌を若くする効果もある。

 

ほうれん草をはじめ青菜・豆腐以外にも、

海藻類、キノコ類など低糖質具材はおススメ。

「海藻汁」の画像検索結果

 クリックすると新しいウィンドウで開きます

逆にじゃがいもや根菜類などは糖質が高いため、

できるのであれば避けたいところである。

 

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(今日のひとこと)

お酒が飲めなくても、

健康活用でき、かつおいしい

メニューを再発見できるかも。 

 

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(注釈)

※1 マルコメ(株)について

 https://www.marukome.co.jp/

 

※2 牧田善二先生について

http://www.ageclinic.com/doctor/

 

※3 食物繊維とは?

https://ja.wikipedia.org/wiki/食物繊維

 

※4 血糖値とは?

https://ja.wikipedia.org/wiki/血糖値

 

※5 稲島司先生について

https://ja.wikipedia.org/wiki/稲島司

 

※6 心筋梗塞とは?

https://ja.wikipedia.org/wiki/心筋梗塞

 

※7 狭心症とは?

https://ja.wikipedia.org/wiki/狭心症

 

※8 脳梗塞とは?

https://ja.wikipedia.org/wiki/脳梗塞

 

※9 2型糖尿病とは?

https://ja.wikipedia.org/wiki/2型糖尿病

 

※10 菊池真由子先生について

https://www.diet-class.com/

 

※11 大豆サポニンとは?

https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/shokuhin-seibun/saponin.html


※12 抗酸化物質について

https://ja.wikipedia.org/wiki/抗酸化物質


※13 ベータ(β)カロテンとは何か?

https://ja.wikipedia.org/wiki/Β-カロテン

 

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(参考図書)


・牧田善二著

「糖質オフ たったこれだけ!」

(宝島社)

 

・稲島司監修

「最強の食事術

 お得技ベストセレクション」

(晋遊社)

 

菊池真由子

「食べれば食べるほど若くなる法」

三笠書房

 

菊池真由子

「食べても食べても太らない法」

三笠書房

 

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