食「やんちゃなバナナ」Chapter 3-⑯
今回、第３章１６編のテーマは、
『食「やんちゃなバナナ」』である。
バナナが「やんちゃ」とはどういうこと？
そう思われたことも多いだろう。
その理由は、このあと追ってお伝えたい
その前に、
個人的に、バナナには大変お世話になった。
ちょうどマラソンにはまっていた時のこと。
フルマラソンで一番苦しい後半の３０キロ付近。
ソコで配られいていたのが、
「バナナ」
とりあえず走りながら、1本駈け込む。
コノ補給でゴールまでたどりつくことができた。
そんなことが何度あったかわからない。
スポーツをされている方なら、
試合前にバナナのお世話になっている方。
多いのではないだろうか。
バナナの栄養素（100g）をみると以下の通り。
①エネルギー： 86kcal
②たんぱく質： 1.1g
③脂質 ： 0.2g
④塩分 ： 0g
⑤食物繊維 ： 0.8g
バナナの効用を挙げると以下の通り。
①すぐにエネルギーになりやすい。
②カリウムが豊富である。
（むくみの防止効果がある）
③消化によい。
④持ち運びに便利である。
ココまでは良いことづくめ。
さらに７編（※１）でもご紹介したデータ。
「摂取と２型糖尿病リスク」の関連。
バナナのリスクは、
「マイナス５％」。
グレープフフルーツと同様。
決して一番というわけではないものの、
それでも、糖尿病リスクに効果がある。
ココまでくるとバナナは
「優等生」で「良い子」
と言ってよいだろう。
※１．果物の詳細については、コチラで確認。
しかし、
「バナナ」に気を付ける点がある。
それは
「糖質量」。
どれくらいか？
２１．４g（1本100g)。
同じ果物類の糖質量と比較してみる。
・いちご ７．１g
・桃 ８．９g
・すいか ９．２g
・メロン ９．９g
・キウイ １１．０g
・みかん １１．２g
・ぶどう １５．２g
・りんご １４．３g
いずれも100gに含まれる糖質量
圧倒的に、バナナの糖質量は高い。
少し前に流行った
「朝バナナダイエット」（※２）。
今では、あまり聞かなくなった。
それもそのはず。
糖質オフの観点で起きてすぐのバナナは、
血糖値の観点で、
ＮＧ
と医師や栄養士なども言い切る。
職の名医、稲島司先生によると
朝バナナを食べるのなら、
以下の注意がいる。
・起きてすぐは避ける
・野菜やヨーグルト、チーズを食べた後にする
けっこう、摂る時の制約が多い
バナナをダイエットに利用する場合、
以下の注意がいる。
・間食で２～３本食べるのを避ける
（糖質量はご飯と変わらなくなる）
・主食の置き換えで食べる
稲島先生は言い切る。
「食後や間食など、食事以外で食べるのは
おススメしません」
食べ方と食べるタイミング、
コレが大事ということだ。
バナナを「やんちゃ」。
こうネーミングした理由。
おわかりいただけただろうか？
バナナは整理すると、
スポーツ選手や健康な方にとっては、
「優等生」。
逆にダイエットや糖質制限する方にとっては
「扱いにくい生徒」。
個人的に、一つ人体実験してみた。
糖質制限中である身だとすでに伝えた。
７月の第２週目の１週間。
朝食と間食に、積極的にバナナ２～３本
を摂ってみた。
できるだけその他の食事の条件を共通にした。
結果だけ報告したい。
スタート時点より
体重は
「+1.5kg」 増加
体脂肪率は
「+1.0」 増加
その後、バナナ完全断ち。
２週間で体重と体脂肪率は
スタート時点まで戻った。
現在も変わらない。
人体実験上もダイエットに不向き。
個人的にそう結論づけた。
コレからは優等生の果物を利用したい。
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※２ バナナダイエットとは？ 参考までに。
https://woman.mynavi.jp/article/170525-8/
（やはり方法をきちんと実施することが大切？）
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なお、
人体実験中、コンビニバナナも積極的に食べた。
結果を一言でいうと、
大変美味しい。
スーパーや果物店のバナナと何種類か食べ比べたが、
全く遜色なかった 。
是非摂り方に気を付けて、
皆さんも食べてみてほしい。
まっちゃんバナナ勝手ランキングは別編でお届けしたい。
こうご期待。
※ローソンのバナナ 
※セブンイレブンのバナナ
※ファミマのバナナ（厳選タイプ） 
※ファミマのバナナ（通常タイプ ファミマは2種類販売）
