運動療法 縄跳びエクササイズ Chapter 2-⑭
今回は、エクササイズとしての「縄跳び」のご紹介。
多くの方は、小中学生のとき以来になると想定する。
コーチからマラソン練習として指示された「縄跳び」。
小学生のとき以来やってみるが最初4.5回跳ぶのが
精一杯で、全く感覚がつかめない。
結局、近くの公園で1~2ヶ月縄跳び練習をした。
何とか10分間は継続して跳べるようにはなった。
だが、小学生の時のように軽やかに跳べない。
体型や体重が変わってしまっていることもある。
跳び続けるのが肉体的にいかに大変かを思い知る。
5分も跳び続けると汗は大量に吹き出してくる。
大変エアロビクス効果の高いエクササイズなのだ。
縄跳びエクササイズのために、まずは縄を購入する。
冒頭の写真を見ていただきたい。
大人のトレーニング用で、長さは後から調整可能。
長い時間を跳び続けるのに適している。
屋内外いずれでも使用可能である。
上記の縄で慣らした後、使いたいのが以下である。
通称「トビナワ」、縄部分が「ロープ」素材っある。
やってみるとわかるが、エクササイズ用に比べて、
縄を回すのが難しく、同じ力だと1回転するのが遅い。
縄を回す力を強くするか、高く跳ぶかのどちらか。
エアロビクス効果は高くなる。
縄跳びに慣れている方はこちらがおススメである。
どちらにしても、縄自体は1,000円前後と安価。
購入後跳びやすい長さに調整でき、自分専用の縄に。
スポーツ専門店等でフィットするものを選ぶのがよい。
縄跳びとしてのトレーニングとしてはいろいろとある。
個人的にはまずはその場で10分間跳ぶ。
その後、縄とびを跳びながら30分スロージョギング。
ヒザの負担を避けるため、基本的に近くの公園で行う。
土のグラウンドの上で行うのを基本と考えていた。
いい年齢をした大人が公園での縄跳びは勇気がいる。
子供たちは軽やかに笑いながら縄跳びを跳んでいる。
それに比べて汗をかいて必死に縄跳びエクササイズ。
そのため、夜の時間に照明の当たる中でやっていた。
これなら無様な姿を衆目にさらすことは避けられる。
整形外科の先生に聞いた話をご紹介したい。
実は、小学生は身長も低く体重も少ない。
おまけに柔軟性に富んでいる。
エアロビ効果の高い縄跳び運動も容易にできる。
ただ、大人になると、そういう訳にはいかない。
小学生当時簡単に遊び感覚でやっていた「縄跳び」。
実際にはエアロビ効果の高いエクササイズである。
その事実ををダイレクトに実感できる。
当時を思い起こしつつ楽しんでやってみてはいかが?
ただ、ブランクのある方は、是非夜間に近くの公園で
練習から始めることを忘れずに。