健康食「ビタミンCの王様・イチゴ」Chapter 7-⑭
今回、第7章14編のテーマは、
「健康食『ビタミンCの王様・イチゴ』」である。
早速イチゴについて詳しく見てゆきたい。
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1. イチゴとビタミンC
「イチゴ(※1)」というと、
「ビタミンC(※2)」が豊富である、
というイメージが強い。
「イチゴが王様、レモンが女王様」。
こういう言葉があるくらいだ。
ただ実際に「ビタミンC」含有量が多いのは、
ベスト5で見ると以下のとおり野菜となる。
詳しくみてみよう。
(可食部100gあたりのビタミンC含有量)
◆野菜編
1.赤ピーマン :170㎎
2.芽キャベツ :160㎎
3.黄ピーマン :150㎎
4.菜の花 :130㎎
5.生とうがらし :120㎎
では、野菜ではなく 果物に限るとどうだろう。
果物のビタミンC含有量ベスト5は以下の通り。
◆果物編
1.ゴールドキウイ:140㎎
2.柿(甘がき) : 70㎎
3.キウイ : 69㎎
4.イチゴ : 62㎎
エネルギー: 34Kcal
たんぱく質: 0.9g
脂質: 0.6g
炭水化物: 8.5g
食物繊維: 3.2g
糖質: 5.3g
食塩相当量: 0.0g
5.ネーブル : 60㎎
果物の中でイチゴはビタミンCが多い方だが、
実際には4位。
野菜を含めるとベスト10にも入らない。
少し「ビタミンCの王様」の名前が泣く。
以下、イチゴの健康効果を見みたい。
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2. イチゴの健康効果について
①美肌効果
上でも紹介したビタミンCの効果である。
特に女性にとってはうれしい。
豊富なビタミンCはコラーゲン(※3)を増やし、
肌をキレイにしてくれる。
また血色の良い顔色にする効果がある。
またタバコを手離せない方にとっては、
美味しくビタミンCを補給できる。
②風邪の予防
ビタミンCは風邪のウイルスを排除する、
免疫力を強化する。
また自らも体内で感染を排除する。
要はイチゴを採ることで風邪をひきにくく、
また仮にひいてしまっても治るのが早い。
②視力の回復
こちらイチゴに含まれるアントシアニン(※4)
の効果となる。
アントシアニンはイチゴの赤色色素の元になる。
網膜を有害な活性酸素(※5)ら守るとともに、
毛細血管(※6)を強化して血行を良くする。
このためイチゴはブルーベリー同様に、
視力低下や眼精疲労(※7)、
網膜の病気などに効果大である。
その他、漢方でもイチゴには、
浄血、強壮作用があるとされる。
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3.イチゴの凍結効果について
以前ブルーベリーの時にも伝えたことを繰り返す。
冷凍のイチゴについては、
生のものと比べてビタミンCやボリフェノール
(※8)、アントシアニンといった美肌効果や、
アンチエイジング(※9)に必要な成分の含有率が、
アップする。
冷凍にするメリットとしては以下の通りである。
①旬の時期の栄養を効果的にキープできる。
②季節を問わずに価格が安定する。
③手間をかけずに摂ることができる。
つい冷凍より生の方が良いように錯覚するが、
実は冷凍のメリットは大きい。
イチゴも同様である。
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4.冷凍イチゴのコンビニ比較について
それでは大手3社の冷凍「イチゴ」、
コチラの比較を行いたい。
今回は、
セブンイレブン(以下セブンと略)、
ローソン、
ファミリーマート(以下ファミマと略)、
の順にチェックしてゆきたい。
なおローソンは、
冷凍イチゴ単体の販売がなかった。
冷凍ミックスベリーとして販売しているため、
コチラで代用する。
またファミマも独自で冷凍イチゴの販売はなし。
代わりに㈱ドール(※10)の製品を販売している。
コチラを比較対象にする。
なお、今回も3社で比較商品が変わるために
「まっちゃん勝手ランキング」は無しとする。
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1.セブンイレブン
果実そのままいちご
①共同開発:兼松㈱(※11)
②内容量 :100g
③個数 : 7個(半切)
(14.3g/個)
④原産地 :スペイン
⑤特徴 :解凍後もおいしさそのまま
⑥成分表示:1袋あたり(100g)
・エネルギー:34kcal
・たんぱく質: 0.9g
・脂質: 0.1g
・炭水化物: 8.5g
糖質: 7.1g
食物繊維: 1.4g
・食塩相当量: 0.0g
⑦値段: 258円(税込)
評価
①本体 :4
②個数 :4
③風味 :4
④健康 :4
⑤価格 :3
⑥独自性 :4
⑦その他(調整):±0
⑧総合点 :23/30
コメント:
セブンは大きなスペイン産イチゴ
半切りにしたものを冷凍で販売。
イチゴのは大きくまとまっている。
また甘さも程よく見た目も鮮やか。
半切りにしていることで、
冷凍から戻す時間が早いのも特徴。
冷凍イチゴとして活用範囲が広い。
無糖ヨーグルトに入れるのが、
個人的におススメである。
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2.ローソン
ストロベリーの4種のベリーを詰め合わせました
ミックスベリー
①共同開発:㈱アスク(※12)
②内容量 :110g
③個数 :計36個 (3.1g/個)
イチゴ: :8個(全部)
ラズベリー :9個(同上)
ブラックベリー:11個(同上)
ブルーベリー :8個(同上)
④原産地 :チリ
⑤特徴 :ローソンセレクト
⑥成分表示:1袋あたり(110g)
・エネルギー:60kcal
・たんぱく質: 1.1g
・脂質: 0.2g
・炭水化物: 15.1g
糖質: 11.7g
食物繊維: 3.4g
・食塩相当量: 0.0g
⑦値段: 200円(税込 8%)
評価
①本体 :5
②個数 :4
③健康 :4
④風味 :5
⑤価格 :4
⑥独自性 :4
⑦その他(調整):±0
⑧総合点 :26/30
コメント:
ローソンは4種のベリー商品。
イチゴ自体は小さめで、
丸ごと入っている。
イチゴ自体はほんのり甘く、
ラズベリーは甘さの中に、
少し酸味が感じられる。
ブルーベリーは酸味が強く、
ブラックベリーは酸味の中に
苦みが感じられる。
ベリー4種のハーモニーが絶妙。
口の中で甘味、酸味、少し苦みが
それぞれ同時に楽しめる。
ヨーグルトに入れたり、
ケーキのトッピング用として
幅広く楽しめるが、
冷凍から戻してそのまま採るのが
おススメである。
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3.ファミリーマート
・(株)ドール
粒ぞろいの美味しさ
いちご
①製造 :㈱ドール
②内容量 :110g
③個数: 11個(全部)
(10.0g/個)
④原産地 :セルビア
⑤特徴 :旬の時期に収穫
⑥成分表示:1袋あたり(110g)
・エネルギー:37kcal
・たんぱく質: 1.0g
・脂質: 0.1g
・炭水化物: 9.4g
糖質: -g(未記載)
食物繊維: -g(同上)
・食塩相当量: 0.0g
⑦値段: 200円(税込)
評価
①本体 :3
②個数 :3
③健康 :4
④風味 :3
⑤価格 :4
⑥独自性 :3
⑦その他(調整):±0
⑧総合点 :20/30
コメント:
ドールは丸ごとイチゴが入る。
やや大きさにばらつきがあるが、
概ね中粒クラスのものが多い。
色も少しばらつきがあるが、
赤みは強いものが多い。
甘さと酸味が程よくミックスした
風味が楽しめる。
そのまま食べるよりも、
何かの付け合わせに用いるのに、
適している。
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「いちご」。
冬はビタミンCを採るのに、
イチゴはピッタリだ。
イチゴの旬の時期であるうえ、
何と言っても生のまま摂れる。
8粒ほどで1日に必要と言われる
100mlのビタミンCを摂取できる。
イチゴを水洗いするときには、
ヘタをつけたままの方が、
ビタミンCの流出を防げる。
(今日のひとこと)
ビタミンCは水溶性であり、
加熱にも弱い。
イチゴのビタミンC効果を
最大限に生かすために、
何といっても生が一番である
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(注釈)
※1 イチゴとは?
https://ja.wikipedia.org/wiki/イチゴ
※2 ビタミンCとは?
https://ja.wikipedia.org/wiki/ビタミンC
※3 コラーゲンとは?
https://ja.wikipedia.org/wiki/コラーゲン
※4 アントシアニンとは?
https://ja.wikipedia.org/wiki/アントシアニン
※5 活性酸素とは?
https://ja.wikipedia.org/wiki/活性酸素
※6 毛細血管とは?
https://ja.wikipedia.org/wiki/毛細血管
※7 眼精疲労とは?
https://ja.wikipedia.org/wiki/眼精疲労
※8 ポリフェノールとは?
https://ja.wikipedia.org/wiki/ポリフェノール
※⒐ アンチエイジング(抗老化医学)とは?
https://ja.wikipedia.org/wiki/抗老化医学
※10 ㈱ドールについて
https://www.dole.co.jp/our-company/info/
※11 兼松㈱について
※12 ㈱アスクについて
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