健康食「コンビニ食と健康」Chapter 7-⑮
一般に「コンビニ食」というと、
ひと昔前までは
「体に悪い」
「添加物が多く体に危険」
というイメージがあった。
今もそう思われている中高年の方は、
多いのではないだろうか?
「コンビニ食」と言ってイメージするのは、
「コンビニスイーツ」、
「コンビニアイス」、
「コンビニ弁当」、
という保存料や着色料にあふれた、
健康に悪い商品のイメージが強い。
しかし今やコンビニも高齢化社会を迎えて、
健康を第一に考えた商品開発を進めなくては、
生き残れない時代になっている。
その一例が「セブンイレブンジャパン」
(以下、「セブン」と略)。
何とテレビコマーシャルで大々的に
販売する食品全品に「栄養成分表示」徹底を
宣言した。
セブンの食品には、
カロリー、脂質、食塩相当量はもちろん、
炭水化物は糖質量と食物繊維量まで分解して、
記載されている。
われわれ消費者は、
この食品にどれ位の糖質が入っているのか?
塩分はどれくらいなのか?
実際に自分のカラダの状態と相談して、
商品を選択することができる。
例えばコンビ二で販売される総菜「豚角煮」。
同じ豚角煮でも、
コンビニによって栄養成分は大きく異なる。
炭水化物量では「10.3g~15.8g」、
食塩相当量で「1.4g~2.0g」まで差がある。
確かに風味は大事な選択の要素である。
しかし、風味は砂糖や食塩の量に左右される、
このことは周知の事実だ。
外食チェーン店では良くてカロリーしか
表示されていないのに比べると、
正にコンビニの食品はガラス張りである。
今後コンビ二が食の健康面で、
日本をリーディングしていくと、
大手外食チェーン店でも栄養成分表示は
益々広がっていくだろう。
もちろん栄養成分表示にとどまらない。
コンビニ「ローソン」は、
糖質量のわかりやすい表示をはじめ、
人工着色料・保存料不使用の食品を、
数多く販売している。
昔は家畜の餌にされていた、
小麦のふすまを用いた「ブランパン」。
正直「決して美味しくない」この商品が、
7年にわたりロングセラーになっている事実。
ここからも消費者の選択の目は、
確実に変化してきている。
健康の中心に食があることは、
疑問の余地がない。
今後高齢化社会を迎える日本では、
手近なコンビニ食は、
健康面で安心安全であることを前提にして、
美味しさが追求されていくことになる。
ぜひともコンビニ各社は、
日本の食文化の担い手であることを
肝に銘じて商品開発に励んでもらいたい。
そう切に願ってやまない。
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