コンビニ中食「ローソン編④『氷温熟成豚肉使用 豚角煮 』Chapter8-⑫



 

今回、第8章12編のテーマは、

コンビニ中食「『ローソン編④

氷温熟成(※1)豚肉使用

豚角煮(※2)』」である。

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 「豚角煮」はそれだけで、

定食屋のメインのおかずとなる食材。

 

嫌いという人は,

ほとんどいないのではと思われる。

 

コンビニの中食ラインナップでも、

ハンバーグ、

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豚肉のしょうが焼き、

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 肉団子、

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などと並ぶ定番の人気食材である。

 

「豚角煮」は、

コンビニ大手3社ともに、

当然のことながら販売している。

 

そんな中で一番のおススメが、

ローソン「氷温熟成豚肉使用 豚角煮」である。

 

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ローソン

 

  氷温熟成豚肉使用

     トロトロに煮込んだ

  豚角煮

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 ①共同開発:伊藤ハム(株)(※3)

  

 ②内容量:130g

 

 ③肉の切れ数:3

 

 ④特徴:保存料・合成着色料不使用

 

 ⑤調理時間:1分20秒

  (電子レンジ500W)

 

 ⑥成分表示:1食あたり(100g)

  ・エネルギー:247kcal

  ・たんぱく質:12.7g

  ・脂質:   14.8g

  ・炭水化物: 15.8g

   糖質:      -g(記載なし)

   食物繊維:    -g(同上)

  ・食塩相当量: 1.9g

 

 ⑦値段:    329円☆(税込) 

         ☆253円(100g換算)

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評価

 ①肉ボリューム :5

 ②味覚(タレ) :4

 ③健康     :4

 ④調理時間   :3

 ⑤価格     :3

 ⑥独自性    :4

 ⑦総合点    :23/30

 

コメント:

風味を追求しつつも、

保存料・着色料の不使用など

ローソンらしく、

健康面もアピール。

 

タレは3社中一番濃厚であり、

糖質量も高い。

色目は黒に近い茶色。

 

やや甘みが強めながら、

肉との相性はよい。

 

肉は唯一3切れ。

氷温醸成肉は厚くて、

溶けるようなやわらかさ。

 

3社中一番、

豚角煮らしい厚みを実現。

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さて家庭料理「豚角煮」の栄養成分は、

どれくらいなのか?

最後に整理しておきたい。

 

・豚角煮(肉100g)

 ・糖質量:   8.6g

 ・たんぱく質:14.2g

 ・塩分:    1.4g

 ・カロリー:  482kcal

 

結構、高カロリーな食材となっている。

ココで一度健康面について整理しておきたい。 

 

栄養管理士の菊池真由子(※4)先生は、

先生は次のように言われる。 

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1. カロリーはすべて、ではない

 

カロリーにこだわっても痩せない。

コレはどういうことだろうか?

 

具体例として、

「ざるそば」と「天ぷらそば」を比較してみる。

 

両者のカロリーは以下のとおりとなる。

・ざるそば       :284kcal

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・天ぷらそば :554kcal   

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一見カロリーの低い「ざるそば」のほうが、

シンプルでよさそうに感じる。

 

しかし、実際には天ぷらそばのように、

具がのったメニューのほうがよい、

というのだ。

 

理由は2つある。

 

第1に、具が多いとその分消化に時間がかかり、

無駄な食欲が抑えられるからだ。

 

 ・ざるそば:約2時間半で消化

 ・天ぷらそば:約4時間で消化 

 

第2に、摂取できる栄養素が多くなるからだ。

 

ざるさばは一見カロリーは低いが、

腹持ちが悪く、お腹がすきやすい。

 

逆に、天ぷらそばは一見カロリーが高いが、

満腹感が長続きするというのだ。

 

「カロリーはすべて、ではない」

 コレは、麺類に限らず、

あらゆる料理に共通して言える

という。

 

うーーーーん、なるほど。

 

もう一つある。

 

2. 豚肉に含まれるビタミンB1(※4)は、

 「元気の素」である。

 

疲労を解消するためには、

糖分をエネルギーに換える必要がある。

そのために、ビタミンB1は不可欠である。

 

ビタミンB1は、

老廃物を身体の外に捨てる働きがあり、

正に「元気の素」といえる栄養素である。

 

ビタミンB1が十分摂れている、

といえる人は少ない。

 

実は不足すると、

糖質は余分なエネルギーとなってしまい、

体の脂肪としてたまり、

結果的に太る原因になる。

 

夕食に豚肉の赤みを積極的に食べるよう

菊池先生はおススメされている。

 

参考:「食べても食べても太らない法」

   (菊池真由子著 三笠書房

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豚肉は、健康上では重要食材である。

また、豚角煮の高カロリーは特に問題なし。

特に、健康面での懸念点はない。 

 

一般的に外食で供される豚角煮に比べると、

コンビニの豚角煮の栄養成分は、

糖質・塩分量は100g比較で少し高めである。

 

逆に、カロリーとたんぱく質は低めである。

 

まあ糖質量・塩分量とも許容範囲内であり、

総合的に健康食材といってよいだろう。

 

※参考:栄養成分は以下の2冊の書籍を参照。

・「食品別糖質量ハンドブック」

 (江部康二監修 洋泉社

 

・「糖質量事典」

 (田中明監修 成美堂出版)

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 「豚角煮」。

九州・沖縄あたりが発祥だが、

もはや全国区の定番料料理だ。

 

ラーメンに入っても、

主役級の存在感を発揮する。

 

コンビニ各社も300円程度で

販売しているが、

まだまだ角煮としての、

本当の存在感は、

正直出せていないと感じる。

 

ぜひとも400円以内の値段で、

もっと肉厚のあるジューシーな

豚角煮を目指し、

3社ともに、

企業努力を重ねてほしい。

 

(今日のひとこと)

500円以内でおいしい豚角煮を

食べてみたいものた。

 

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(注釈)

※1 氷温熟成とは?

https://www.weblio.jp/content/%E6%B0%B7%E6%B8%A9%E7%86%9F%E6%88%90

 

※2 豚角煮とは?

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A7%92%E7%85%AE 

 

※3 伊藤ハム㈱について

http://www.itoham.co.jp

 

※4 菊池真由子先生について

https://www.diet-class.com/

 

※5 ビタミンB1とは? 

https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-b1.html


 

 

 

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