コンビニ中食「ローソン編③『肉焼売(しゅうまい)』」Chapter8-⑨
今回、第8章9編のテーマは、
コンビニ中食「『ローソン編③
肉焼売(しゅうまい)』」である。
冷凍食品の肉焼売を取り上げたい。
中食(※1)において、
大手コンビ二3社は、
冷凍品・冷蔵品ともに、
焼売(※2)の販売を強化している。
焼売は大きく分けて、
「肉焼売」と「海老焼売」とがある。
(以下写真;肉焼売)
(以下写真:海老焼売)
今回は前者の「肉焼売」、
特におススメである、
ローソンの「肉焼売」を取り扱いたい。
今回のローソンの冷凍肉焼売を含めて、
コンビニ大手3社の冷凍肉焼売は、
炭水化物とたんぱく質の量は低く、
逆に脂質とエネルギーの量は高い。
まさに1袋300円以下(1個60円以下)
というリーズナブルな価格で、
カロリー・糖質量は家庭料理と変わらず、
なおかつ完成度の高い風味で、
冷凍肉焼売を提供している。
一袋の個数はローソンのみが、
4個(1人前)と特徴的である。
6個(2人前)で提供している。
うまく自分自身で食べ過ぎないよう
個数を適宜調整することで、
十分に健康食材にもなりうる。
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ローソン
粗挽きの豚肉を
使用したジューシーな
肉焼売
①共同開発:マルハニチロ㈱(※3)
②内容量:140g(35g/個)
③個数: 4個
④特徴: ローソンセレクト
⑤調理時間:2分30秒(4個)
(電子レンジ500W)
⑥成分表示:1個35gあたり
・エネルギー: 77.5Kcal
・たんぱく質: 3.0g
・脂質: 4.9g
・炭水化物: 5.3g
糖質: -g(記載なし)
食物繊維: -g(同上)
・食塩相当量: 0.5g
⑦値段: 228円☆(税込)
☆57円(1個あたり)
評価
①皮 :4
②中身 :4
③健康 :3
④調理時間:3
⑤価格 :3
⑥独自性 :4
⑦その他 :±0
⑧総合点 21:/30
コメント:
ローソンは他2社とは異なり、
大きめの35g焼売が4個入り。
1人前の想定なのだろう。
肉はとてもジューシーであり、
皮ともマッチしている。
糖質量・エネルギー量ともに、
3社中真ん中であり、
適度な甘みが心地よい。
全体的に、
風味と健康両面のバランスが、
適度に取れた肉焼売。
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さて、肉焼売について、
まずは健康面から整理しておきたい。
一般的に中華といえば、
「カロリーが高い」、
「糖質量が高い」、
というイメージがある。
中華で使われる甘いあん、
具材の少ないごはんもの、
ラーメンは、
間違いなく高糖質・高カロリーである。
キックボクサー兼医師でもあり、
日本ダイエット健康協会顧問でもある、
池井佑丞先生(※4)によれば以下の通り。
「大量に調理油を使う中華料理で、
(健康面において)、
百点満点を目指すのは難しい。
中華で注意したいのが、
単品の一品メニューを頼まないこと。
ラーメンやチャーハンといった、
単品ものは炭水化物と脂質がメインのうえ、
栄養バランスも偏りがち」だという。
では、実際に糖質量の高い順に、
中華の定番ワースト5を挙げてみたい。
1.中華丼
カロリー:810kcal
糖質量: 123.6g
2.天津丼
カロリー:847kcal
糖質量: 118.2g
3.五目チャーハン
カロリー:748kcal
糖質量: 103.1g
4.冷やし中華
カロリー:606kcal
糖質量: 84.2g
5.広東麺
カロリー:640kcal
糖質量: 74.1g
逆に見た目でも油っこい中華の炒め物は、
一見するとカロリーは高そうであるが、
実際に単体メニューで糖質量は低い。
中華で比較的に糖質量の低い料理ベスト5を
挙げてみたい。
1.チンゲンサイの
オイスタース炒め
カロリー:116kcal
糖質量: 4.9g
2.バンバンジー
カロリー:135kcal
糖質量: 3.9g
3.にらレバー炒め
カロリー:171kcal
糖質量: 3.8g
4.牛肉のオイスター炒め
カロリー:176kcal
糖質量: 3.6g
5.肉野菜炒め
カロリー:188kcal
糖質量: 3.4g
最後に、今回テーマの肉焼売をはじめ、
焼き餃子、水餃子、春巻きなどの点心モノは、
皮に含まれる小麦粉でのために糖質が高い。
糖質量の観点でいえば、
中華料理のなかでは、
ちょうど中間となる。
1.水ギョーザ
カロリー:226kcal
糖質量: 26.2g
2.焼きギョーザ
カロリー:300kcal
糖質量: 21.6g
3.肉焼売
カロリー:210kcal
糖質量: 19.3g
4.春巻き
カロリー:140kcal
糖質量: 11.4g
上記の1.~4.については、
プラス「ごはん」「わかめスープ」
の定食にすると糖質量は70g以上になる。
ちょうど健康な人にとって、
昼食の糖質摂取量の目安がちょうど70g。
池上先生ではないが、
肉餃子は健康食材とは言い切れず、
糖質量もギリギリのラインにあたる。
そのために、
注意しながら摂る必要がある。
個人的には定食は一切摂らず、
池上先生の言われる通り単品で摂ることで、
糖質量を調整することもできる。
参考:「糖質量ハンドブック」
(大柳珠美監修 主婦の友社)
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最後に、整理しておきたい。
実はローソン以外の他2社の
冷凍肉焼売の共同開発会社も、
同じマルハニチロ。
従業員数が10,000名超、
売上高も9,000憶超。
まさに水産・冷凍食品業界の、
リーディングカンパニーだ。
大手3社の冷凍肉焼売を、
一手に引き受けるには、
高い研究開発の技術力と、
製造設備等が必要となる。
大手3社の細かく厳しい要求、
コレに的確かつ柔軟に応じて、
共同開発するのは、
並大抵の努力ではないだろう。
きちんと対応されている、
マルハニチロはまさに
冷凍肉焼売業界の、
リーディングカンパニー
だと言える。
(今日のひとこと)
冷凍食品は、
高度な技術がないと
おいしい食材とはならない。
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(注釈)
※1 中食とは何か?
https://kotobank.jp/word/%E4%B8%AD%E9%A3%9F-188575わ
※2 焼売とは何か?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%BC%E5%A3%B2
※3 マルハニチロ㈱について
https://www.maruha-nichiro.co.jp/home.html
※4 池井佑丞先生について
https://plat-gym.jp/trainer-ikei-yusuke/
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