コンビニ中食「セブン‐イレブン編③『香ばしい 焼鳥炭火焼』」Chapter8-⑧


 

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今回、第8章8編のテーマは、

「コンビニ中食『セブン-イレブン

香ばしい 焼き鳥炭火焼』」である。

  

コンビニの焼き鳥(※1)というと、

ホットコーナーの焼き鳥を想像される。

手軽さならばそれが一番であろう。

 

ただ健康ブログの性質上、

ホットコーナーの食品に関して、

栄養成分や鶏の原産国等のデータが不明。

どうしても片手落ちとなる。

 

今回はコンビ二の冷凍食品の「焼き鳥」を、

取り扱いたい。

 

今後食品廃棄ロス削減のために、

中食(※2)で注目される冷凍食品である。

 

中でも一番のおススメとして、

セブン‐イレブン(以下「セブンと略」)

の「香ばしい 焼鳥炭火焼」を取り上げる。

 

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セブンイレブン

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香ばしい

焼鳥炭火焼

 おかずやお酒のおつまみに。 

 

   ①共同開発:CPF JAPAN(株)(※3)

  

 ②内容量 :140g

 

   ③原産国 :タイ

 

 ④特徴  :セブン&iプレミアム

 

 ⑤調理時間:3分00秒

  (電子レンジ500W)

 

 ⑥成分表示:1食あたり(140g)

  ・エネルギー:233kcal

  ・たんぱく質: 29.4g

  ・脂質:     9.4g

  ・炭水化物:   7.8g

   糖質:     7.1g

   食物繊維:   0.7g

  ・食塩相当量:  2.1g

 

 ⑥値段: 218円(税込) 

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評価

 ①本体     :4

 ②タレ     :4

 ③味覚     :4

 ④健康     :3

 ⑤価格     :4

 ⑥独自性    :3

 ⑦その他(調整):±0    

 ⑧総合点    :22/30

 

コメント:

 

セブンらしく風味重視の商品。

鶏肉の焼き加減が絶妙であり、

パリパリ感の歯ごたえあり。

 

タレは甘辛さ加減が適切。

鶏肉とタレとの相性もよい

 

全体にコスパが高い。

 

セブンはタイでホットコーナー

の鶏肉から揚げの素材を、

作っている。

 

その意味でタイの鶏肉の品質は、

かなりと言えよう。

 

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それでは、焼き鳥の健康効果を見てみたい。

素材の鶏肉から検証する。。

 

1.「赤い肉」と加工肉は健康には悪い。

 

ここでいう「赤い肉」というのは、

牛肉、豚肉、羊肉、馬肉、ならびにソーセージ、

ハムの加工肉を含めたものを指す。

 

ちなみに鶏肉は含まれない。

 

UCLA助教授兼医師、

津川友介先生(※4)によると、

「『赤い肉』は健康に悪い」と断言される。

 「津川友介」の画像検索結果

「加工肉(ハム・ソーセージ)の場合、

1日当たりの摂取量が50g増えるごとに、

大腸がんのリスクは18%増加する」。

 

一方で赤い肉の場合「1日100g摂取するごとに、

大腸がんのリスクが17%増加する」という。

 

そのほかにも「加工肉の摂取量が多くなるほど、

全死亡率、脳卒中心筋梗塞など動脈硬化による

死亡率、がんによる死亡率がいずれも上昇する」

ことが明らかだとされる。

 

そんななかで加工肉や赤い肉の量を減らして、

代わりに魚や鶏肉を摂取することをおすすめ」

されている点には注目したい。

 

「赤い肉」は量に気を付けて摂るほうがよい。

 

できるならば、

鶏肉のものをチョイスした方がよいようだ。

焼き肉より焼き鳥のほうが健康的である。

 

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2.肉はできるだけ「鶏肉」を食べるべき。

 

AGE牧田クリニック院長兼医学博士、

 牧田善二先生(※5)も、

肉類の摂取と大腸ガンのリスクを説かれている。

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今、日本では大腸がんの発症が激増している。

部位別のがん死亡率でみると、

男性が3位、何と女性はトップとなっている。

決して看過することができないリスクである。

 

国立がん研究センター(※6)の論文によれば、

「牛肉と加工肉が大腸がんの発症に大きく

かかわっている」ということである。

 

「特に女性は顕著で」あり、

最もよく食べるグループは、

そうでないグループと比較して、

「大腸がんのリスクは1.62倍」。

明らかに高くなるという。

 

詳細は下記の通りである。

 https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/2869.html

 

一方で鶏肉についてみてみると、

「男女ともにほとんど大腸がんの発症率は、

変わ」らないというのだ。

 

牧田先生も「鶏肉は制限なしに食べてよさそう」

とおススメされる。

 

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3.「老けない肉」1位と4位が実は「鶏肉」。

 

東京医科歯科大学教授、

大和田潔先生(※7)よると以下の通り。

 

「『老けない肉』は何かというと、

「同じ100gで比較したと時に、

タンパク質の割合が高い肉だ」といわれる。

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なお「老けない肉」ベスト5

とは以下の通り。

(100gあたりのタンパク質量)

 

1位:鶏むね皮なし

   24.4g

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同位:鶏ささみ

   24.4g

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2位:豚ヒレ赤肉  

   22.2g

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3位:豚もも皮下脂肪なし

   21.5g

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4位:鶏むね皮つき

   21.3g

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5位:輸入牛ヒレ赤肉

   20.5g

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なかでも「老けない肉」1位である鶏肉は、

どの部位を選んでもよいという。

特にむね肉は高タンパクで低糖質の代表格。

 

鶏肉は「抗酸化物質が多く含まれ、

体内の酸化を防ぎ老いを遠ざける」という。

 

管理栄養士の堀知佐子先生(※8)によると、

「第4位鶏むね肉皮つきには、

若返りに必須のコラーゲン(※9)がたっぷり

含まれている」のでおススメとされる。

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まさに鶏肉はアンチエイジング効果も高い。

 

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「焼き鳥」。

 

居酒屋メニューの定番だったが、

コンビニではホットコーナーで

中食の定番になっている。

 

そんな中で、

日持ちのする冷凍の焼き鳥は、

好きな時に3分でアツアツの

焼き鳥へ変身する手軽さ。

 

冷凍も捨てがたい。

        

 

今後はホットコーナーを超える、

冷凍焼鳥の登場を期待したい。


 

 

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(注釈)

※1 焼鳥とは? 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%BC%E3%81%8D%E9%B3%A5

 

※2 中食とは?

https://ja.wikipedia.org/wiki/中食

 

※3 CPF JAPAN(株)について

http://www.su-cpi.co.jp/company/

 

※4 津川友介先生について

https://hgpi.org/about/member/tsugawa.html

 

※5 牧田善二先生について

http://www.ageclinic.com/doctor/

 

※6 国立がん研究センターについて

https://www.ncc.go.jp/jp/

 

※7 大和田潔先生について

http://ekic.jp/doctor/

 

※8 堀知佐子先生について

https://www.kyounoryouri.jp/teacher/detail/321

 

※9 コラーゲンとは?

https://ja.wikipedia.org/wiki/コラーゲン

 

 

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(参考図書)

・牧田善二著
「医者が教える食事術実践バイブル2」
ダイヤモンド社

 

・笹井恵理子監修

週刊文春 老けない最強食」

 

・津川友介著
「世界一シンプルで科学的に証明された
 究極の食事」(東洋経済新聞社)

 

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