コンビニ中食「セブン‐イレブン編③『香ばしい 焼鳥炭火焼』」Chapter8-⑧
|
今回、第8章8編のテーマは、
「コンビニ中食『セブン-イレブン➂
香ばしい 焼き鳥炭火焼』」である。
コンビニの焼き鳥(※1)というと、
ホットコーナーの焼き鳥を想像される。
手軽さならばそれが一番であろう。
ただ健康ブログの性質上、
ホットコーナーの食品に関して、
栄養成分や鶏の原産国等のデータが不明。
どうしても片手落ちとなる。
今回はコンビ二の冷凍食品の「焼き鳥」を、
取り扱いたい。
今後食品廃棄ロス削減のために、
中食(※2)で注目される冷凍食品である。
中でも一番のおススメとして、
セブン‐イレブン(以下「セブンと略」)
の「香ばしい 焼鳥炭火焼」を取り上げる。
**********************
香ばしい
焼鳥炭火焼
おかずやお酒のおつまみに。
①共同開発:CPF JAPAN(株)(※3)
②内容量 :140g
③原産国 :タイ
④特徴 :セブン&iプレミアム
⑤調理時間:3分00秒
(電子レンジ500W)
⑥成分表示:1食あたり(140g)
・エネルギー:233kcal
・たんぱく質: 29.4g
・脂質: 9.4g
・炭水化物: 7.8g
糖質: 7.1g
食物繊維: 0.7g
・食塩相当量: 2.1g
⑥値段: 218円(税込)
評価
①本体 :4
②タレ :4
③味覚 :4
④健康 :3
⑤価格 :4
⑥独自性 :3
⑦その他(調整):±0
⑧総合点 :22/30
コメント:
セブンらしく風味重視の商品。
鶏肉の焼き加減が絶妙であり、
パリパリ感の歯ごたえあり。
タレは甘辛さ加減が適切。
鶏肉とタレとの相性もよい。
全体にコスパが高い。
セブンはタイでホットコーナー
の鶏肉から揚げの素材を、
作っている。
その意味でタイの鶏肉の品質は、
かなりと言えよう。
**********************
それでは、焼き鳥の健康効果を見てみたい。
素材の鶏肉から検証する。。
1.「赤い肉」と加工肉は健康には悪い。
ここでいう「赤い肉」というのは、
牛肉、豚肉、羊肉、馬肉、ならびにソーセージ、
ハムの加工肉を含めたものを指す。
ちなみに鶏肉は含まれない。
UCLA助教授兼医師、
津川友介先生(※4)によると、
「『赤い肉』は健康に悪い」と断言される。
「加工肉(ハム・ソーセージ)の場合、
1日当たりの摂取量が50g増えるごとに、
大腸がんのリスクは18%増加する」。
一方で赤い肉の場合「1日100g摂取するごとに、
大腸がんのリスクが17%増加する」という。
そのほかにも「加工肉の摂取量が多くなるほど、
死亡率、がんによる死亡率がいずれも上昇する」
ことが明らかだとされる。
そんななかで加工肉や赤い肉の量を減らして、
代わりに魚や鶏肉を摂取することをおすすめ」
されている点には注目したい。
「赤い肉」は量に気を付けて摂るほうがよい。
できるならば、
鶏肉のものをチョイスした方がよいようだ。
焼き肉より焼き鳥のほうが健康的である。
**********************
2.肉はできるだけ「鶏肉」を食べるべき。
AGE牧田クリニック院長兼医学博士、
牧田善二先生(※5)も、
肉類の摂取と大腸ガンのリスクを説かれている。
今、日本では大腸がんの発症が激増している。
部位別のがん死亡率でみると、
男性が3位、何と女性はトップとなっている。
決して看過することができないリスクである。
国立がん研究センター(※6)の論文によれば、
「牛肉と加工肉が大腸がんの発症に大きく
かかわっている」ということである。
「特に女性は顕著で」あり、
最もよく食べるグループは、
そうでないグループと比較して、
「大腸がんのリスクは1.62倍」。
明らかに高くなるという。
詳細は下記の通りである。
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/2869.html
一方で鶏肉についてみてみると、
「男女ともにほとんど大腸がんの発症率は、
変わ」らないというのだ。
牧田先生も「鶏肉は制限なしに食べてよさそう」
とおススメされる。
**********************
3.「老けない肉」1位と4位が実は「鶏肉」。
東京医科歯科大学教授、
大和田潔先生(※7)によると以下の通り。
「『老けない肉』は何かというと、
「同じ100gで比較したと時に、
タンパク質の割合が高い肉だ」といわれる。
なお「老けない肉」ベスト5
とは以下の通り。
(100gあたりのタンパク質量)
1位:鶏むね皮なし
24.4g
同位:鶏ささみ
24.4g
2位:豚ヒレ赤肉
22.2g
3位:豚もも皮下脂肪なし
21.5g
4位:鶏むね皮つき
21.3g
5位:輸入牛ヒレ赤肉
20.5g
なかでも「老けない肉」1位である鶏肉は、
どの部位を選んでもよいという。
特にむね肉は高タンパクで低糖質の代表格。
鶏肉は「抗酸化物質が多く含まれ、
体内の酸化を防ぎ老いを遠ざける」という。
管理栄養士の堀知佐子先生(※8)によると、
「第4位鶏むね肉皮つきには、
若返りに必須のコラーゲン(※9)がたっぷり
含まれている」のでおススメとされる。
まさに鶏肉はアンチエイジング効果も高い。
**********************
「焼き鳥」。
居酒屋メニューの定番だったが、
コンビニではホットコーナーで
中食の定番になっている。
そんな中で、
日持ちのする冷凍の焼き鳥は、
好きな時に3分でアツアツの
焼き鳥へ変身する手軽さ。
冷凍も捨てがたい。
今後はホットコーナーを超える、
冷凍焼鳥の登場を期待したい。
|
**********************
(注釈)
※1 焼鳥とは?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%BC%E3%81%8D%E9%B3%A5
※2 中食とは?
https://ja.wikipedia.org/wiki/中食
※3 CPF JAPAN(株)について
http://www.su-cpi.co.jp/company/
※4 津川友介先生について
https://hgpi.org/about/member/tsugawa.html
※5 牧田善二先生について
http://www.ageclinic.com/doctor/
※6 国立がん研究センターについて
※7 大和田潔先生について
※8 堀知佐子先生について
https://www.kyounoryouri.jp/teacher/detail/321
※9 コラーゲンとは?
https://ja.wikipedia.org/wiki/コラーゲン
**********************
(参考図書)
・牧田善二著
「医者が教える食事術実践バイブル2」
(ダイヤモンド社)
・笹井恵理子監修
「週刊文春 老けない最強食」
・津川友介著
「世界一シンプルで科学的に証明された
究極の食事」(東洋経済新聞社)
#コンビニ大好き #コンビニグルメ #コンビニ限定 #コンビニ巡り #コンビニエンスストア #コンビニ好き #コンビニシリーズ #コンビニフード#焼き鳥 #焼き鳥屋 #焼き鳥大好き #焼き鳥グルメ #美味しい焼き鳥 #焼き鳥コース