ヤバイ食!「コーヒー健康秘話」Chapter 6-⑥
今回、第6章6編のテーマは、
『ヤバい食!「コーヒー健康秘話」』である。
まず最初に、
今回のコンビニドリップコーヒー人体実験について
結果の報告が遅れた。
実は、当初実験期間を1週間(7日間)としていた。
結果的には、1週間(14日間)に延長した。
理由としては2点ある。
1点目は1週間という実験期間につき、
シュークリーム、アイスクリーム実験の際に、
実験期間が短か過ぎて、
正確なデータが得られなかったこと。
2点目は個人的なことだが、
最初1週間に急な出張が2泊3日で入ったため、
少し生活上で変動要素が生じたこと。
(もちろんコーヒー実験は継続した)
以上2点の理由から、
冒頭にお伝えした通り、
アイスコーヒー人体実験についは1週間延長し、
2週間とした。
結果として、
実験終了は9月13日金曜日になった。
では、一旦今回の人体実験について、
レビューしておきたい。
今回の人体実験概要は、以下の通り。
コンビ二のドリップ(※1)コーヒーを1日3回
(丁度大手3社のコンビ二のコーヒーが飲める)
積極的に飲んだ場合、
体重などのデータはどうなるのか?
やせるものなのか?
または、体重は変わらないのか?
逆に、体重は増えるものなのか?
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実験で検証するというものである。
基本的に、アイスコーヒーで実験したい。
ただ万一気温の状況や、
個人的な飽きの問題によっては、
柔軟にアイスからホットに変える。
(実際に期間中ホットにしなかった)
大手3社のコンビ二ドリップアイスコーヒー、
1日3回基本レギュラーサイズで飲む。
原則は1日で、
以下の3種類を飲み分けることにしたい、
②ローソン
③ファミリーマート(以下「ファミマ」と略)
これによって、
3社のアイスコーヒーの比較と
どのタイミングで飲むのがベストかも分かる。
今回の人体実験をまとめてみると、以下の通り。
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(人体実験概要)
①期間:14日間(うち14日間)
8/31(土)~9/13日(金)
※効果を確実にみるため、
2週間へ延長。
②品目:
コンビ二ドリップ式
アイスコーヒー
原則1日3回3社を基本
・セブン
・ローソン
・ファミマ
③サイズ:
レギュラー(基本)
但し、サイズを変更は可
④タイミング:
原則食間中心
・朝食後
・昼食後
・夕食後
※時間がずれた場合も1日の
回数は合わせる。
⑤個数:1日3杯
⑥検証項目(以下5項目)
毎朝測定を実施
・体重
・体脂肪率
・内臓脂肪
・糖質
・筋肉量
⑦検証項目
開始前時点と実験翌日の差
⑥の測定項目
⑧その他
下記条件は極力変えないよう
注意する
・食事
・運動
※過去2か月間は、糖質制限中
上記5データはほぼ変動なし。
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先に、最終結果を報告したい。
( 14日土曜日午前6:30測定結果)
・体重 :▲0.8kg
・体脂肪率:+0.5%
・内臓脂肪:± 0.0
・糖質 :+0.3
・筋肉量 :▲ 60
(参考:14日間変動)
・体重 :- 1.25 ~-0.05
・体脂肪率:±0.0 ~+0.6
・内臓脂肪:±0.0 ~+0.5
・糖質 :±0.0 ~+0.6
・筋肉量 :-65 ~+30
(実験所感)
結論から言おう。
減量作戦は、
体重だけにフォーカスすると、
一応「成功!!」だったと言える。
ただ実験前から、
体重▲1.0kg~△1.0kgは
日常変動許容範囲としていた。
そのため個人的に、
コーヒー量を増やしても、
体重は変わらなかった、
というのが正確だろう。
その他の検査データのブレは、
実験前からの範囲内にある。
①体脂肪率
②糖質
③筋肉量
その意味では、
何とも変化なしとなった。
逆に言えば増えなかった。
合わせて、
人体実験中の所感を述べたい。
1日3回のコーヒー、
コレに変えてから、
目に見えて他の飲料を
飲む頻度は減った。
個人的には以下3つ。
①麦茶
②ジャスミンティー
③無糖炭酸水
各ドリンクの糖質量を
再度確認しておきたい。
①麦茶(200ml)
:0.6g
②ジャスミンティー(200ml)
:0.0g
③無糖炭酸水(200ml)
:0.0g
・アイスコーヒー(200ml)
:1.4g
砂糖を入れなくとも、
アイスコーヒーには、
少し糖質が含まれる。
ただ1日に、
レギュラーサイズ3杯では、
大きく体重変化までは
なかった。
また幸いに
懸念していた胃の不快感は、
生じなかった。
最後に言いたいことは、
コーヒーの持つ健康メリット。
単に体重減にとどまらない。
実はコーヒーには、
心疾患・脳血管疾患および
呼吸器疾患の死亡リスクを
減らす効果があるのだ。
コーヒーには、
以下の健康成分を含む。
1つ目は、クロロゲン酸(※2)。
血糖値を改善し、
血圧を調整する効果がある。
そのうえ抗炎症作用がある。
2つ目は、カフェイン(※3)。
血管内皮の機能を、
改善する効果がある。
そのうえ、
気管支拡張作用で、
呼吸器機能改善に役立つ。
ただし摂り過ぎには、
要注意である。
高尾病院理事長、
江部康二医師(※4)によると、
下記の通りである。
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「コーヒーを日常よく飲んでいる人は、
そうでない人よりも、
病気の死亡リスクが低いことが
国立がん研究センターの調査結果から
わかりました。
(中略)
コーヒーを1日に3~4杯飲む人は、
ほとんど飲まない人に比べて、
死亡リスクが24%も低くなりました。
(中略)
年齢や運動などの要因は影響しないよう、
統計的に調整してありますので、
純粋にコーヒーの効果といえます」
詳細は以下の通り。
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江部先生はコーヒーを飲む際に
以下2点注意をされる。
①1日4杯までにする。
コーヒーを5杯以上飲むと、
死亡リスクが跳ね上がる。
「カフェインの過剰摂取となり、
不眠・頭痛・神経過敏などの症状が
でることが」あるとのことだ。
②砂糖・ミルクを入れない。
(ブラックで飲む習慣を)
コーヒーに「砂糖はもちろん、
ミルクを入れても、
血糖値は上が」る。
ミルクは意外に糖質が多い(※5)。
以上2点を守って、
コーヒーを人体実験でなく、
健康生活に生かしたいものだ。
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さて最後に、
コンビニドリップコーヒーについて
当方のコメントをつけておきたい。
今回は「まっちゃん勝手ランキング」
は無し、コメントのみとしたい。
なぜなのか?
実は、友人の某コーヒー店主に、
目隠しでアイスコーヒーの
テイスティングをしてもらった。
もちろんご本人の名誉のために
どこのコーヒー店かは言わない。
その結果は下記の通り。
(大手コンビニ3社)
①セブンイレブン : 90%
②ファミリーマート:100%
③ローソン :100%
コチラは、さすがにほばパーフェクト。
1回だけセブンイレブンのコーヒーを、
「ファミマ」と間違えたのみだった。
それで、スターバックス(以下「スタバ」)、
を加えて、6種類テイスティングを実施。
大手3社アイスコーヒー当て
(6種類(+スタバ・ドトール・マック))
①セブンイレブン : 70%
②ファミリーマート: 60%
③ローソン : 90%
3種類を加えると、
当たり前だが一気に当選確率は下がった。
あいかわずローソンの確率は高いが、
セブンとファミマの確率が下がった。
今回のテイスティング対象のコーヒーは、
ホットでなくアイス。
視覚を奪われるとプロでも間違うのだ。
それを知って、
個人的にランキングをするのを止めて
あくまでもどのタイミングで飲むのが良いか
を中心にレポートしたい。
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1.セブンイレブン
・正式名称:
「セブンカフェ アイスコーヒー」
・サイズと値段
・レギュラー:100円(税込み)
・ラージ :180円(同上)
・コーヒー好きに聞いたみた結果
・すっきりとした味わい。
・万人受けする飲みやすさ。
(コメント)
確かに飲みやすいコーヒー。
クセのないのが逆に個性。
ファミマが、
セブンをマネたため、
味が似通っている。
セブンは過去何度もコーヒー
に挑戦してきた結果だろう。
コーヒー店から客を奪わず、
コーヒー新市場を開拓した。
この功績は大きい。
(ドーナツは市場を作れず、すぐに撤退した)
個人的にセブンコーヒーは、
午前中よりも、
午後(昼・夜)に飲むと、
体や頭がスッキリする。
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2.ローソン
・正式名称:
「マチカフェ アイスコーヒー」
・サイズと値段
・スモール :100円(税込み)
・ミディアム:180円(同上)
・コーヒー好きに聞いたみた結果
・苦味が強く濃厚。
・3社中で1位に推す人が多い。
(コメント)
ローソンは、
3社中で独自の位置付け。
コーヒー自体の風味は、
かなり苦みとコクが強い。
飲めば他2社と大きく違う。
ハッキリと好き嫌いが、
分かれる。
また他2社がセルフで自動
抽出だが、店員が入れて
渡す方式となっている。
(人手不足でセルフ方式も増えている)
ローソンコーヒーの
おススメはやはり朝だろう。
逆に濃厚さゆえか、
体全体がシャキッとする。
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3.ファミリーマート
・正式名称:
「ファミマカフェ アイスコーヒー」
・サイズと値段
・スモール :100円(税込み)
・ミディアム:180円(同上)
・コーヒー好きに聞いたみた結果
・苦味が少なく、飲みやすい。
・安定した深みのあるコクが特徴。
・セブンのコーヒーと似ている
(コメント)
ファミマは、
完全にセブンを意識。
味はセブン同様飲みやすく、
少しコクが深いと感じる。
マシン抽出後の泡立ちは、
他2社より大きい。
ファミマのコーヒーは、
特に日中どの時間に飲んでも、
それ相当にフィットする。
適用力が高いコーヒーだ、
と個人的に感じる。
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結論として、
コーヒー好きの間でも、
好みにバラつきがあった。
苦味の強いローソンを、
一押しする声が多かった。
ただ、
ファミマ・セブン押しも、
一定数いる。
まさに激戦である。
個人的には、
「ファミマコーヒー」を
押したい。
コーヒーの持つ、
メリットについてもう一つ。
人間の体の長寿ホルモン、
「アディポネクチン(※6)」。
脂肪細胞から分泌すると、
インスリンを介さずとも、
糖の取り込みを増やす。
またほかにも、
血管防護作用もあるので、
動脈硬化の抑制が、
される。
ただ、増やすためには、
食事から補っていく
必要がある。
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名古屋大学医学部博士、
山下健太郎先生いわく、
「コーヒー摂取量が多い
人については、
アディポネクチン分泌量
も相応に多い(※7)」。
とのことである。
コーヒーによって、
長寿ホルモンが増えて、
内臓脂肪が減るという、
良いことづくめ。
(今日のひとこと)
コーヒーは、
やはり
タダモノではない。
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(注釈)
※1 ドリップについて
https://kotobank.jp/word/ドリップ-585912
※2 カフェインについて
https://ja.wikipedia.org/wiki/カフェイン
※3 クロロゲン酸について
https://ja.wikipedia.org/wiki/クロロゲン酸
※4 江部康二先生について
https://ja.wikipedia.org/wiki/江部康二
※5 コーヒーの砂糖とミルクの糖質量について
7章の内容を参照ください。
tmatsu06.hatenablog.com
※6 アディポネクチンについて
※7 コーヒーとアディポネクチンとの関係について
https://www.carenet.com/news/general/carenet/32579
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