コンビニ中食「ローソン編⑦『冷凍ブルーベリー』Chapter8-㉑
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今回、第8章21編のテーマは、
「コンビニ中食「ローソン編⑦
『冷凍ブル―ベリー』」である。
健康食材としての冷凍ブルーベリー。
コチラを取り上げたい。
大手3社も冷凍ブルーベリー(※1)を
取り扱っている。
セブン‐イレブンとローソンは独自ブランド、
ファミリーマートはドールブランドを扱う。
今回はその中でもイチ押し、
ローソンの冷凍ブルーベリーを取り上げたい。
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ローソン
甘みとほど良い酸味の
ブルーベリー
①共同開発:兼松㈱(※2)
②内容量 :130g
③個数 : 56個
(2.3g/個)
④原産地 :カナダ
⑤特徴 :ローソンセレクト
⑥成分表示:1袋あたり(130g)
・エネルギー:64kcal
・たんぱく質: 0.7g
・脂質: 0.1g
・炭水化物: 16.8g
糖質: -g(未記載)
食物繊維: -g(同上)
・食塩相当量: 0.0g
⑦値段: 198円(税込 8%)
評価
①本体 :4
②個数 :3
③健康 :4
④風味 :5
⑤価格 :3
⑥独自性 :4
⑦その他(調整):±0
⑧総合点 :23/30
コメント:
ローソンは粒の大きさが一番、
逆に個数はいちばん少ない。
甘味と酸味のバランスが絶妙。
そのままでも十分食べられる。
個人的に無糖ヨーグルトに
混ぜて食べると、
程よい触感と味わい。
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さて、特に日本人にとっては、
「ブルーベリー」というと、
「目に良い」というイメージが強い。
この「目に良い」と言われる理由が、
成分の一つ「アントシアニン(※3)」である。
ブルーベリーはその名前からもわかる通り、
濃い青紫色の実が特徴的である。
実は青紫色の色素「アントシアニン」が、
「目に良い」ということと関係している。
「アントシアニン」は、
赤ワインの効果としてよくでてくる、
「ポリフェノール(※4)」の一種である。
網膜にあるロドプシン(※5)という物質の、
生成を助けて、目の疲れを改善する。
そのうえ白内障予防にも効果があることから
「目に良い」と言われている。
「アントシアニン」はブルーベリー以外にも
以下の通り(★参照)多くの食品に含まれている。
特にブルーベリーは中まで赤紫色に染まっており、
アントシアニンの含有量は多い。
★アントシアニンを含む食品
1.ナス
2.サツマイモ
3.小豆
4.黒ゴマ
5.赤シソ
しかしながら、
実は「ブルーベリー」は「目に良い」だけではない。
それ以外の健康上の効果もある。
その点を以下でご紹介したい。
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①糖尿病のリスクが下がる
2013年にハーバード公衆衛生大学院研究員、
村木功先生によって、以下の通り発表(※6)された。
下図のとおり果物の中でも、
ブルーベリーを食べている人は糖尿病のリスクが
約30%低くなることが明らかになっている。
コレは、他の果物と比べても 2倍のリスク減。
コレは他の果物よりも優れた効果を発揮している
と認められている。
(以下の図を参照のこと)
上記の通り果物は糖尿病リスクを下げるが、
逆に果物ジュースについては糖尿病リスクを
約20%高める結果ともなる。
よって、ブルーベリージュースはNGである。
この点は注意しておきたい。
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2.体重を減らす効果がある。
太る原因である糖質の一つである、
単糖類の果糖はブルーベリーはじめ果物に、
含まれる代表的な成分である。
医学博士の稲島司先生(※7)によると、
「実は果物自体が太る食べ物かといえば、
全く異なる結果が出ている」という。
果物には果糖以外にも食物繊維など、
血糖値を下げる成分が含まれている。
稲島先生は「果糖をそのまま摂取した場合、
血糖値が上がり太ることにつながる」が、
「果物をそのまま摂取した場合、
血糖値は上がらないため太ることに繋がらず
毎日摂り続けた場合はやせる」というのだ。
以下の「果物100g当たりの栄養成分」を見たい。
コレは「2015年度の食品標準成分表」に基づく。
「ブルーべリー」は他の果物との比較で、
「食物繊維」量は「3.3g」で2番目に多く、
「単糖当量」の量は「8.6g」と比較的少なめ。
非常にバランスの取れた果物であることがわかる。
果物のなかでも、体重減の効果が一番期待できる。
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3.美肌効果がある
日本臨床栄養協会理事、
早川麻理子先生(※8)は次のように言われる。
「果物なら「ブルーベリー」などの、
ベリー類が老けないための予防だけでなく、
すでに”老いてしまった”肌部分の改善にも、
非常にいい。」
「ブルーベリーに含まれる青紫色の色素部分、
傷ついた細胞を修復する力を持っている。」
またAGE牧田クリニック院長、
牧田善二先生(※9)によると以下の通りだ。
「ブルーベリーの抽出液を肌に塗った研究では、
その効果は医薬品に匹敵する、
というデータがある。
食べ物として摂っても美肌効果がある」
と太鼓判を押される。
何とブルーベリーには美肌効果もあるのだ。
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4.ブルーベリーの凍結効果について
冷凍のブルーベリーについては、
生と比べてビタミンCやボリフェノール、
アントシアニンといった美肌効果や、
アンチエイジングに欠かせない成分の含有率が、
アップするというのだ。
冷凍にするメリットとしては以下の通りである。
①旬の時期の栄養を効果的にキープできる。
②季節を問わずに価格が安定する。
③手間をかけずに摂ることができる。
冷凍ブルーベリーが目だけでなく、
体全体にとっても効果のある食材であることは、
ご理解いただけただろうか。
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「冷凍ブルーベリー」。
ブルーベリーは「目によい」、
のみならず、
「体にもよい」健康食品だ。
また生で食べるよりも、
冷凍で食べた方が、
栄養価値が高い。
もっと活用してもいいのでは?
個人的に強く思う。
(今日のひとこと)
ブルーベリー以外に、
冷凍野菜(ブロッコリーなど)
も積極的に活用したいものだ。
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(注釈)
※1 ブルーベリーについて
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AA%E3%83%BC
※2 兼松㈱について
※3 アントシアニンとは何か?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%B3
※4 ポリフェノールとは何か?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%AB
※5 ロドプシンとは何か?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%89%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%B3
※6 村木功先生の研究(詳細)について
https://dm-net.co.jp/calendar/2013/020656.php
※7 稲島司先生について
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%B2%E5%B3%B6%E5%8F%B8
※8 早川麻理子先生について
https://www.nagoya-ku.ac.jp/info/professor/hayakawa_m/
※9 牧田善二先生について
http://www.ageclinic.com/doctor/
※9 ㈱ドールについて
※10 ㈱ノースイについて
※11 兼松㈱について
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