食「糖質制限のススメ」Chapter 3-①

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いよいよ第3章に入る。

テーマは「食」、今回は「糖質制限のススメ」。

 

世間で「糖質制限ダイエット」については良い/悪い

の功罪について論争があることは理解している。

私は専門の医師でも栄養士でもない。

糖質制限の功罪を問うことは出来ない。

但し、過去1年半にわたっての実践者として述べたい。

 

私が通院した整形外科の主治医は合計3名になる。

福岡、東京、大阪ぞれぞれ別の整形外科医である。

特に、それぞれ紹介状のやり取りもしていない。

個人的な面識は全く無いことは間違いない

ただ結論として、3名とも糖質制限の食事について

大賛成だった事実は間違いない。

 

左膝の関節鏡手術でお世話になった福岡の病院。

膝手術専門の整形外科病院だった。

そこには「糖質制限クリニック」が併設されて、

入院しての糖質ダイエット専門コースもあった。

院長はバラエティ番組で、肥満気味のタレントの

3食を厳しく分析、入院コースを体験する模様が

TVで紹介されていた。

院長も糖質ダイエットの実践者。

 

続いてお世話になった東京の整形外科クリニック。

院長ご自身が糖質ダイエット(超)実践者。

なおかつ1日1食(夕食)しかとらない徹底ぶり。

私個人見た目では、それほど太った体型には見えない。

そのため強制されなかった。

ただ「膝をこれ以上悪化させたくなければ、体重を維持

することは大切」と助言された。

 

最後に、今通っている大阪の整形外科クリニック。

最初「糖質制限ダイエットを止め体重が5キロ戻った」

とここ2年半の体重の推移伝えた。

すると3食とも糖質制限とまでは言われなかったが、

「出来れば夕食は糖質カットすべし」と提案された。

院長も夕食は糖質制限食にされているとのこと。

 

結果的に整形外科医は基本的には糖質制限について

治療効果を上げるために重要と考えているようだ。 

膝などの関節に負担をかけないためであろう。

 

整形外科の「糖質制限食」は単純である。

基本的に「主食」のカットである。

米、パン、麺類のカットが中心となる。

菓子類やジュース類のカットは当然なので省略。

果物も果糖を含むため基本的にカットである。

アルコールはビール・日本酒はNG。

逆に、焼酎などの蒸留酒はOKとなる。

 

たかがコレだけとはいえ、実践には覚悟がいる。

緩く始めるのであれば、3食中1食を糖質カット、

こういう考え方もアリであろう。

ただ成果を最短で上げることも継続には大事。

通常、3食中3食ともに糖質カットが普通である。

 

いかにコレまで主食で腹を満たしてきていたのか、

直ぐに実感できる。

 いくら野菜サラダを増やして食べようとも、

豆腐を2~3丁食べようとも、

寒天や海草をいくら食べても

最初はなかなか満足感が得られないのだ。

 

私なりに工夫したポイントは以下の通り。

1・おかずを糖質制限前より1品増やす。

  ささやかだが、コレは非常に楽しみになる。

     当時「コンビ二」Lソンには最適のおかずが

  準備されていた(今もあるよう)。

2.炭酸水(もちろん無糖)を多めに飲む。

  単体でもダイエットで実践する方アリ。

  ミネラルウォーターよりも腹に来る。

3.間食は「こんにゃくゼリー」。

  最初は大量に買い込んで、空腹時にコレで

  我慢する。

 

気をつけたいポイントがある。

モチベーションの観点からも、糖質制限について

早急に結果を求めたほうが良いのは事実だろう。

ただ、数多くダイエット指導も専門にされている、

知り合いの整体院院長から聞いた話を紹介したい。

 

「早く結果を出せば、リバウンドの可能性も早い。

時間をかけて結果を出せば、リバウンドの可能性も

それだけ時間がかかる。」

 

あなたの周りにも、上記に合致する方を見たことが

ないだろうか?

3ヵ月間で激ヤセした方が、半年後には元のモクアミ、

場合によっては以前よりふっくらとしたケースは多く

ないだろうか?

自分自身の過去を振り返ってみても耳が痛い。

 

ダイエット中より、その後減らした体重をキープする。

そのほうがはるかに忍耐や精神力が要求される。

ダイエットの難しさは、ここにある。

 

糖質制限ダイエットに期間限定はないかもしれない。

止めた瞬間から、確実に少しずつリバウンドしていく。

本来、「糖質制限」は私の整形外科主治医のように、

継続させてゆかなければならない。

 

言い方は極端だが、生きている限り終わりはないのだ。

であれば、結果は遅いが3食中1食(特に夕食)を糖質

カットし続けたほうが良いのかも知れない。

 難しいところだ。

 

人生は選択の連続である。

どうするかは皆さん一人ひとりの判断にかかる。

ムリせず楽しんで出来る位のレベルがいいのだろう。

 

ちなみに個人的に、6月下旬から糖質カットを再開中。

もちろん今回はダイエット目的ではない。

膝・股関節の悪化を出来る限り遅らせるためだ。

 

終わりのない糖質制限のスタートを切った。