運動療法 自転車(エアロバイク) Chapter 2-⑥

f:id:tmatsu06:20190625102350p:plain


整形外科医が珍しく勧める運動の一つ。

自転車、ジムで言えばエアロバイクである。

ランニング、歩行などと比較すると、

膝や腰にも負荷が少なく、優しい運動である。

 

実は、30年前にはマウンテンバイクに、そして

10年前にはロードバイクに、それぞれ一時的に

ハマっていた。

そのため、取り組みやすかった。

 

ただ、現在ママチャリ以外に自転車がない。

今からふたたび購入は面倒である。

どの程度自転車でトレーニングするかによって

購入自転車の形態、レベル、価格も変わる。

更に、天候に左右されるので、コスパが悪い。

 

そこで、決めた。

ジムのエアロバイクを利用することにした。

冷暖房完備の中、ひたすらペダルをこぎ続ける。

天候や暑さ寒さに左右される心配はない。

 

重さを適宜調整、ペダル回転数は60以上/分、

これで45分間続けると、汗だくになる。

心拍数も最初の100弱から最後には150超に。

かなり息も上がってくる。

相当な有酸素運動だ。

 

ラソンを走った時とは異なる達成感。

ランニングマシンでのウォーキングよりも、

かなりエアロビクス効果が高い。

しかも、膝は終了後も違和感や痛みがない。

 

目の前に時速、走行時間・距離、消費カロリー、

心拍数などのデータがデジタル表示される。

5分も経つと本日の体調が客観的にわかる

 

確かに景色は変わらず、単調とも言える。

私個人は何かをし「ながら」運動はしない。

ただ(ジムによって)テレビ番組を観ながら、

スマホで音楽を聴きながら、

はたまた新聞を読みながら、

エアロバイクをやる人は思った以上に多い。

楽しみながらやれるのは、継続のコツだ。

 

自転車で路上を走る際には危険極まりない。

そんなながら行為も、ジムエアロバイクなら

全く問題なく、十分可能なのだ。

ジムトレーニングでエアロバイクはおススメだ。

 

さて、今度は本格的に自転車を始めるお話。

40~50代になってロードバイクにチャレンジ

する人が増えているそうだ。

 

知り合いの自転車店主は、中高年購入者のために

ロードバイク初心者講座を2年前から開講。

順番待ちの人気だと聞いた。

 

また、自転車専用道路の整備も進んでいる。

自動車との事故には十分に気をつけて欲しい。

ヘルメットは必須なので必ず装着しよう。

 

これから何がスポーツを始めようと考える人、

特に中高年の運動不足解消をしたい人、

また体にケガや痛みがある人などにとっても、

自転車は比較的取り組みやすい運動だ。

 

ご自身の状況に応じ、自転車(エアロバイク)

を運動の一環として取り入れてほしい。

個人的に、夏にはロードバイクを始めよう

かと思っている。