T式鍼治療「Y堂」はおススメ Chapter 1-⑩

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初めて予約した日時に「Y堂」へ行く。

12月の午後5時、寒風の中で家から自転車で10分。

予約時間の15分前に余裕を持って近辺まで到着。

10分ほど探して、「Y堂」のノボリが出た民家を発見。

水色のノボリも大変地味で、近づかないとわからない。

 

チャイムを押して、民家と同じようなドアを開ける。

「お邪魔します。

 予約しました、Mナガです。」

「こんばんは。すぐにわかりました?」

「10分くらい近くをさまよいました。」

「いや、電話がなかったんで大丈夫かと思って・・・」

初めての方は、ほとんど迷われるらしい。

 

民家を改修した部屋にベッドが置かれている。

聞くと3部屋あり、同時に3名の治療が可能とのこと。

 

治療は以下の通り。

うつ伏せでハリを打つ。10分

そのままおいておく。20分

針を抜いてマッサージ。5分

仰向けでハリを打つ。10分

そのままおいておく。20分

極めてノーマルな形態と思われる。

 

かつてハリ治療院をしていた知人から

聞いたことがある。

「ハリを打ったとき、体がズシンと

反応するのは、いいのか?」と。

「野球で言えばヒットゾーン」だそうで

「ハリ治療師は、ヒットゾーンを狙う」

 

その意味でこの山男院長の打率は高い。 

正確にカウントしていないか、9割近い。 

イチローも真っ青になる脅威の打率。

1本打たれるたびにズシン、またズシン。

あまり気持ち良いものではない。

最近は、必然的に身構えてしまう。

 

それでも、山男の腕は確かということ。

信頼するほかない。

 

ただ、ブロ野球でもエラーがある。

打率9割を誇るのでギリギリを狙う。

ギクっ。「痛っ」

「あっ、ごめんなさい。抜きますね」

たまにあるが、すぐに抜いてもらえる。

 

まあ、山男ならではのご愛嬌である。

結果、山男のハリ治療は今も継続してる。

もう3年になる。

大阪在住の今も東京出張時に立ち寄る。

わざわざ大宮まで時間とお金をかけて。 

麻薬的な何かがあるのだろう。

 

隠れ家的ハリ治療院。

予約が取れなく自体は正直避けたい。

ただ、ここは是非みなさんに紹介したい。

近々実名を公開したい。

 

 

 

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