食「健康食品 ナッツ」 Chapter 3-⑥
(※上の写真は、自宅近くのスーパーで購入したもの。
下は勤務先近くのファミリーマートで購入したもの)
今回のテーマは、『食「健康食品 ナッツ』である。
ナッツは食前・間食用としてダイエットに最適食材だ。
前編「ローソンロカボメニュー」で書いた通りである
まずは、ナッツの糖質・カロリーデータを記したい。
5種ミックス100gで糖質とカロリーを計算した場合、
糖質は10.5g、カロリーは633Kcalとなる。
比較のために、フライドポテト100gについては、
糖質は29.3g、カロリーは329kcalである。
ナッツの糖質は3分の1以下、カロリーは約2倍。
もう一つ、どら焼き1個についてどうかというと、
糖質は44.5g カロリーは227kcalである。
糖質は4分の1以下、カロリーは3倍弱である。
比べた結果、ナッツは低糖質、高カロリー食品だ。
いまひとつ、数値データだけでは検証が難しい。
別名「ナッツ教授」にご登場いただきたい。
慶應義塾大学医学部教授の井上浩義先生である。
http://www.delta-i.co.jp/columns/nuts/
井上先生によれば、ナッツには、以下のとおり
「4大効果」があるという。
1.食前・間食でダイエットができる。
食前に摂ると、糖の消化吸収を助ける酵素が
働かず、ブドウ糖まで分解しなくなる。
結果、糖が吸収されず便として排出される。
また、ナッツは十分に噛まないといけない。
食間に摂ると満腹中枢が刺激されて満足感を
得られるというのだ。
2.美容・老化の防止に効く
①老化の防止:
ビタミンEを含み、酸化を防ぐ働きがある。
②シミソバカスの予防:
薄皮にボリフェノールを含み、皮膚の新陳
代謝を高める働きがある。
③アンチエイジング・サラサラ血液:
50%を占めるオレイン酸が、悪玉コレステ
ロールのみ下げる働きがある。
しかも、善玉の値を変えないままである。
3.整腸作用がある
ナッツ類は当然ながら食物繊維を含んでいる。
①腸内の老廃物・余分な水分を絡み取って、
キレイにする働きがある。
②腸の善玉菌のエサとなって増やしてくれる。
結果的に、腸の状態も便通も改善する。
4.直腸がんのリスクが減少する
国立がんセンター研究によると、食物繊維を摂
ると直腸ガンリスクが減るという結果がある。
詳細は以下の通り。
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/286.html
十二指腸から出た胆汁酸は大腸菌によって、
二次胆汁酸になりガンの発生物質になるので、
大腸に溜まった状態はよくない。
それを食物繊維が絡めとってくれるのだ。
整腸作用を促し、便通が良くなることは、便通
のみならず、直腸ガンリスクを減らす。
正に、ナッツは体に良い健康食材である。
私も糖質制限中の間食として、ナッツを結構摂る。
ただ、私の実例だと説得力に欠けるだろう。
ごもっともなご意見である。
ココは、圧倒的な説得力を持たせるためにも、
次の方に登場いただくことにしたい。
ライフスタイルモデルの栗原ジャスティーンさん。
写真で一目瞭然、圧倒的な美ボディの持ち主。
公式ブログは下記のとおり。
ご存知ない方は是非チェックしてほしい。
https://lineblog.me/kuriharajustine/archives/8154256.html
インタビューやブログ記事を確認してみると、
彼女が日常の食事の中にナッツをうまく活用
していることがスグに分かる。
「普段は(中略)夕食が21時と遅くなること
も多く、そんな時は17,18時ごろにナッツ・
ドライフルーツ等の軽食を取って食欲をコン
トロールしています」
「朝はフルーツに、プロテインやナッツ豆乳
などを入れたスムージーを作って飲んでます」
「 間食はするとすればナッツやバナナ等を食
べています」
分かっているヒトは、ナッツをキッチリと
健康食材として活用しているのだ。
「ナッツ=酒のつまみ」という感覚は古い。
今やダイエットに効果的な健康食品なのだ。
最後に「よーーく噛んで食べよう」という
井上教授からのアドバイスである。
是非皆さんも積極的にナッツを活用して、
ジャスティーンさんのような美ボディを
目指そうではないか? 無理?
いずれにせよ、夏本番はもうすぐだ。