ヤバい食!「ヤバいスイーツ選ぶならコレ」 Chapter 6-②
今回、第6章2編のテーマは、
『ヤバい食「ヤバいスイーツ選ぶならコレ」』です。
さて、前編で低糖質のスイーツで、
当時私の主治医の先生もおススメしたスイーツ.。
みなさんはお分かりになっただろうか?
振り返ると、質問は以下の内容だった。
次の5つのスイーツで、
100gあたりの糖質量が最も低いスイーツはどれか?
①マシュマロ
②ソフトビスケット
③みたらしだんご
⑤クラッカー
今回は、正解から先に伝える。
そう、ズバリ「コーヒーゼリー」である。
上の写真にもある通りである。
因みに、リストアップしたスイーツの糖質量は、
以下の通りとなる。
高い順に、正解のコーヒーゼリーまで
順番に発表したい。
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まずは第5位。
コレを選んだ人は、糖質に関する認識を改めないと
相当ヤバいことになる?
5位:マシュマロ
糖質量: 79.3g
カロリー:326kcal
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次は、第4位。
「ソフト」という名称に、糖質量もソフトかって?
どんでもない。
ひっかかった方も多いかな?
4位:ソフトビスケット
糖質量: 61.2g
カロリー:522kcal
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次は、第3位。
和菓子は低糖質。
かかる根拠のない思い込みはヤバい。
過去の私も、ヤバかった。
3位:みたらしだんご
糖質量: 44.9g
カロリー:197kcal
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次は、第2位。
コチラを選んだ方は多かったのではないだろうか?
意外に、カロリーもやや高めだ。
実は、まだ上には上があった。
2位:クラッカー
糖質量: 20.4g
カロリー:492kcal
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そして、第1位。
今回のテーマの「コーヒーゼリー」。
結果は以下の通り。
注目すべきは、2位とダントツの糖質量の差。
1位:コーヒーゼリー
糖質量: 9.5g(★)
カロリー: 45kcal
★注意!!
無糖・クリームを除く場合。
参考:「糖質量ハンドブック」
(大柳珠美監修 主婦の友社)
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本ブログで何度も登場いただいている、
食の名医、医学博士の稲島 司先生(※1)も、
以下の通り「コーヒーゼリー」を推奨されている。
「どうしても甘いものを欲するときもあるでしょう。
そんな場合は、比較的GI値(※2)が低い、
コーヒーゼリーがおススメです。
ただし微糖か無糖のモノを選ぶようにしましょう。」
そうなのだ。
コーヒーゼリーがおススめとはいえ、条件が付く。
その点を踏まえつつ、いよいよ食べてみたい。
まさに、人体実験の開始である。
今回、大手3社コンビニで販売している、
コーヒーゼリー次の2種類。
それに、近所のスーパーで販売していた2種類。
合計4種類を5日分買い込んで準備した。
残念ながら、稲島先生の言われるクリームなし、
無糖のコーヒーゼリーは見当たらなかった。
ちなみに、4商品は以下の通りである。
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(大手コンビニで販売)
1. 安曇野食品工房(※3)
「珈琲ゼリー」
売り:
①北海道産生クリーム使用
②ぷるぷるゼリー×クリーミーソース
③笑みある時間を「EMIAL」
内容量:230g
価格: 162円(税込)
成分表示:1個230gあたり
エネルギー:154kcal
たんぱく質:0.9g
脂質: 3.9g
炭水化物:28.7g
(100g: 12.5g※)
食塩相当量:0.2g
※糖質量記載がないため、炭水化物で概算。
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2. ルナ物産(※4)
「ほろにが コーヒーゼリー」
売り:
①まろやかクリーム
内容量:110g
価格: 108円(税込)
成分表示:1個110gあたり
エネルギー:129kcal
たんぱく質:0.4g
脂質: 4.3g
炭水化物:22.4g
糖質 :22.1g
(100g: 20.1g)
食塩相当量:0~0.1g
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(大手スーパーで販売)
3. 安曇野食品(※3)
「ホワイトモカカフェゼリー」
売り:
①ぷるぷるゼリー×クリーミーソース
②笑みある時間を「EMIAL」
内容量: 190g/個
価格: 108円(税込)
成分表示:1食190gあたり
エネルギー:124kcal
たんぱく質:0.8g
脂質: 1.9g
炭水化物:25.8g
(100g: 13.6g※)
食塩相当量: 0.2g
※糖質量記載がないため、炭水化物で概算。
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3. ルナ物産(※4)
売り:
①クリームシロップ付
内容量: 74g/個
価格: 78円(税込)/3個入り
成分表示:1食 74gあたり
エネルギー: 54kcal
たんぱく質:0.2g
脂質: 1.1g
炭水化物:10.9g
糖質 :10.7g
(100g: 14.5g)
食塩相当量:0~0.1g
まさに、人体実験の開始である。
以下の通りで5日間で実験してみた。
現状、コレが限界。
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(人体実験概要)
①期間:5日間
8/8(木)~12(祝)
②品目:コーヒーゼリー(4種)
③タイミング:すべて食間
・朝食2~3時間後目安
・昼食2~3時間後目安
・夕食2~3時間後目安
③個数:2個(大小組み合わせ)
・上記1.商品×2.商品
・上記3.商品×4.商品
※3.商品ではクリームも使用。
④測定項目(以下5項目)
毎朝測定を実施
・体重
・体脂肪率
・内臓脂肪
・糖質
・筋肉量
⑤検証項目
開始前時点と実験翌日の差
④の測定項目
⑥その他
以下の条件は変えないように
注意した
・食事
・運動
※過去1か月間は、糖質制限中
上記5データはほぼ変動なし。
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最終的な結果は以下の通りとなった。
(人体実験最終結果)
・体重 :+0.2kg
・体脂肪率:+0.4
・内臓脂肪:+0.5
・糖質 :+1.0
・筋肉量 :-20
(参考:5日間変動)
・体重 :-0.4~+0.3
・体脂肪率:-0.4~+0.4
・内臓脂肪:±0.0~+0.5
・糖質 :+0.5~+1.0
・筋肉量 :-35~+20
以上のデータ結果から、体重、体指導率、内臓脂肪、
糖質についてはいずれも増加していた。
使用したコーヒーゼリーは無糖はなく、また
クリーム入りであったことも影響したかもしれない。
また、間食としたため、普段よりも糖質量は確実に
上がったために、最終結果はある程度予測できた。
コーヒーゼリーは本当に体に良いのか、
体重をあまり増やさないのに有効なのか、
残念ながら体実験で証明とはならなかった。
栄養管理士の菊池真由子先生(※5)よると、
♥♥♥♥♥♥♥以外に、コーヒーゼリーがおすすめです。」
その一方で、
「スイーツを食べたら、翌3~4日は間食しない」
と注意も忘れない。
ちょっと人体実験は無理があったかなあ。
とはいえ、本来はとらないほうがよいスイーツ。
その中で、取るのならコーヒーゼリーは、
間違いなさそうだ。
次編は、上記の管理栄養士の菊池先生のおススメの
ヤバいスイーツ(♥♥♥♥♥♥♥)を取り上げたい。
ボリュームがあるのに、意外に低カロリー♥♥♥♥♥♥♥
皆さんの予測は何だろうか?
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(注釈)
※1 稲島 司先生について
https://ja.wikipedia.org/wiki/稲島司
※2 GI(グリセミック)値とは?
※3 安曇野食品工房について
※4 ルナ物産について
※5 菊池真由子先生について
https://www.amazon.co.jp/%E8%8F%8A%E6%B1%A0-%E7%9C%9F%E7%94%B1%E5%AD%90/e/B004LUOQL4
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(前編のチャレンジ問題解答)
※因みに「100g糖質テスト」については
主食編がある。(制限3分)
是非チャレンジしてみてほしい。
100gあたりの糖質量が高い順から並べてほしい。
1..精白米ごはん
2.玄米ごはん
3.(全)がゆ
4.食パン
5.コーンフレーク
6.うどん(ゆで)
7.そば(ゆで)
8.中華麺(生)
9.そうめん
10.スパゲティ .
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解答:
100gあたりの糖質量が高い順に以下の通り。
5.コーンフレーク:81.2g
9.そうめん: 70.2g
10.スパゲティ: 69.5g
8.中華麺(生): 53.6g
4.食パン: 44.4g
1..精白米ごはん: 36.8g
2.玄米ごはん: 34.2g
7.そば(ゆで): 24.0g
6.うどん(ゆで):20.8g
3.(全)がゆ: 15.6g
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