食「万能食 豆腐」Chapter 3-③

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 今回のテーマは、『食 「万能食 豆腐』である。

豆腐を「万能食」とネーミングしたのは、第1章に

登場いただいた整体院「Kファクトリー」のO先生。

確かに豆腐を表すのにコレ程の表現はなく、うまく

言ったものである。

 

豆腐、納豆などの大豆食品は日本の伝統食である

ことに異論を唱える人いないであろう。

日本の朝食と言えば、昭和初期までは、ご飯、豆腐

汁などの味噌汁、納豆、煮魚、冷奴などの和食が、

基本であった。

今では、朝食はパン、コーヒー、サラダ、スクラン

ブルエッグなどの西洋食に侵食された感がある。

 

それでも大豆食品の代表である豆腐は、日本人に

とって、正に「万能食」であることに変わりない。

 

豆腐を用いた料理は正に千差万別である。

冷奴、豆腐汁、田楽、湯豆腐、麻婆豆腐、豆腐

サラダ、豆腐ステーキ、豆腐バーガー、すき焼き

などメインからサブまで挙げれば切りがない。

日本人にとって無くてはならない食材なのだ。

外国人にとっても「TOFU」は、ヘルシー食材の

代表格として幅広く受け入れられている。

 

今は豆腐といえば、近所のスーパーでパック

入り豆腐というイメージが一般的になっている。

ただ、40数年前小学校のころは、近所の豆腐屋

ラッパを吹きながら近所まで売りに来たことを

思い出す。都市部での話である。

当時、豆腐屋は商売として立派に成立していた。

今も昔ながらのうまい豆腐屋は各地に残っている。

だが数が激減してしまったのは本当に残念である。

 

「万能食」である豆腐は健康食品としても代表格。

1. 「骨の強度を維持する」 

 豆腐には、タンパク質とカルシウムに加えて

 イソフラボンという成分を含んでいる。

 カルシウムが骨から溶け出すのを防ぐ働きをする

2. 「肥満になりにくい」

 豆腐に含まれる良質タンパクは脂肪にならない。

 油の少ないたんぱく質が腸管から分泌物される

 食欲を抑制するホルモンの分泌を促す。

3. 「ダイエット食として最適」

 豆腐は、食欲を増進する胃から分泌されるホルモン

 を抑制するため、肥満になりにくい。

 「豆腐ダイエット法」もあるくらい。

 ファーストフード店でも豆腐を使ったダイエット

 低糖質食が女性に人気である。

 

京大名誉教授の森谷敏夫先生によると、毎日の食生活は

「炭水化物6:タンパク質2:脂質2」が理想とのこと。

 日本人は、元々が農耕民族の血を引く。

主体にたんぱく質を全て赤身の肉で補うのは厳しい。

そこで「万能食」の豆腐の出番となる。

豆腐で良質のたんぱく質を摂取するのが賢明な選択だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190524-00010002-tarzanweb-life&p=2

 

最後に、豆腐はシンプルに食するのが好きだ。

松前漬け、野沢菜、佃煮海苔を載せて食する。

 

みなさんもいろんな調理法や食べ方を工夫され、

「万能食」豆腐を健康維持に役立てて欲しい。